「寺尾二年子大根-てらおにねごだいこん」
【生産地】横浜市鶴見区
【特徴】葉は濃緑色で小葉。根は細長で長さは約 60cm 。直径は太いところで 5 ~ 6cm 。首元から次第に細そまって尖端が尖る。根の色は白、首元がやや淡緑色。
【食味】キメはやや粗く、肉質は柔らかい。
【来歴】鶴見区西部では、明治43(1910)年頃から「寺尾大根(てらおだいこん)」と呼ばれる秋大根の栽培が始まったが、昭和25(1950) 年頃に発生したウイルス病により衰退、代わって「寺尾二年子」による秋まき早春どりの春大根産地として発展した。農家はこれを「寺尾二年子」または「寺尾時ときなし無」と呼んでいる。
寺尾二年子大根は、農家自身の自家採種により固定してきたもので、農家ごとにそれぞれ違った特性をもっていた。農家は、多くの観察、経験をもとに自分の耕地に適応したダイコンを得るために選抜淘汰を繰り返し、さらに様々な実験を行い、その結果を話し合い、互いに研鑽しながら、農民だけの力で技術体系を創り出していったことがこの品種栽培の大きな特徴である。
【時期】3 月下旬~ 4 月上旬
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d14-%e7%a5%9e%e5%a5%88%e5%b7%9d%e7%9c%8c/#i-9 より
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