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<パリパラリンピック2024> ブラインドフットボール

2024-09-10 08:27:31 | パリパラリンピック2024

 「ブラインドフットボール」

 視覚に障がいのある選手が行い、ブラインドサッカーとも呼ばれている。出場できるのは全盲~光覚までの選手(B1)のみ。弱視(B2/B3)の選手は出場することはできない。
 試合は前後半15分ハーフの合計30分のプレーイングタイムで行われる。ピッチは40m×20mで、高さ1mほどのサイドフェンスが並べられている。チームはフィールドプレーヤー4名と晴眼もしくは弱視のゴールキーパーの合計5名で構成される。フィールドプレーヤーは全選手が公平な条件になるよう、アイマスクの装着が義務づけられている。また安全のため、ボールを持った選手に向かっていく際には、「ボイ(スペイン語で“行く”の意)」と声を出さなければならない。
 ボールは転がると「シャカシャカ」と音が出る仕組みになっていて、その音やゴールキーパー、監督、ゴール裏にいるガイドの声などから情報を得てプレーする。そのため、観客は競技の妨げにならないよう、プレー中に声や音を出して応援することはできない。

 対象障がい:視覚障がい

*https://www.parasports.or.jp/paralympic/sports/football_5-a-side.html より

 ブラインドフットボール/ブラインドサッカーとは

 パラリンピックでは視覚障がい(男子、全盲)選手がプレーする、ブラインドフットボール/ブラインドサッカー。フィールドプレーヤー4人はアイマスクを装着し、転がると音の鳴るボールをドリブルやパスでゴールまで運ぶ。ボールが両サイドを割らないように、サイドラインに壁を設置。選手たちは、敵陣のゴール裏で味方にゴールの位置と距離、角度などを伝える「ガイド」、晴眼者や弱視者が務める「ゴールキーパー」、サイドフェンスを越えたベンチに立つ「監督」の声を聞きながらプレーする。

 【パリ2024パラリンピック実施種目】
 ・Men’s

 Point 観戦のポイント
 注目ポイント
 アイマスクをした選手による、“まるで見えているかのような”スーパープレーが見られる。選手たちは、仲間の声や音を頼りにピッチ上の自分の位置を把握し、自分や周囲の動きをイメージしながらプレーする。力強いシュートや連携プレーも驚きだが、GKと駆け引きは想像を絶する。思わず感嘆の声を上げてしまいそうになるが、そこはぐっとこらえて。選手は、GKが弾いたボールの音や切り替えし後の仲間の指示に耳を澄ましている。胸の内で声援を。

*https://www.parasapo.tokyo/sports/blind-football より


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