「虎を野に放つ」
猛威を振るう者の力を発揮できるよう自由にさせることのたとえ。また、のちに大きな災いをもたらすような危険なものを野放しにしておくことのたとえ。
「虎を養いて自ら患いを遺す-とらをやしないてみずからうれいをのこす」
《「史記」項羽本紀から》情愛にひかれて後日に禍根を残すたとえ。
「鳥居を越す」
《狐が何度も鳥居を飛び越せば稲荷大明神になれるとの俗説から》年功を積み、老獪 (ろうかい) になる。
「鳥影が射す-とりかげがさす」
鳥の影が壁などに映る。来客のある前触れという。
「取り付く島」
頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。
[補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取り付く島がない」を使う人が47.8パーセント、本来の言い方ではない「取り付く暇 (ひま) がない」を使う人が41.6パーセントという結果が出ている。
*goo辞書 より
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