「大野紅かぶ」
【生産地】北海道 北斗市(旧:大野町)を中心に道南一帯。
【形状】扁球型の赤かぶで直径10㎝位。外皮全体は鮮やかな紅色。葉の軸まで紅色に染まっているのが特徴。
【食味】肉質は緻密で甘みと特有の香気があります。主として塩漬けや酢漬け、糠漬けなどの漬物向けですが、サラダや煮食にも適している。
【来歴】江戸時代から栽培している日本種の代表的紅かぶ。関西地方の赤かぶの種が近江商人の行商の過程で北前船で北海道に持ち込まれたとされている。道南の気候は15℃から20℃と冷涼でかぶの生育に適しており、この地域での栽培が盛んになった。
ちなみに大野紅かぶは、滋賀県の地域野菜である「蛭口(ひるぐち)かぶ」や「万木(ゆるぎ)かぶ」などと同系といわれている。
【収穫時期】11月~12月頃
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93/#i-7 より
大野紅かぶとは
北海道の南部にある函館平野は、山が多い渡島半島には珍しくなだらかな土地が広がり、気候が温暖なことから、江戸時代から稲作が行われてきた地域。いまも稲作や野菜の栽培など農業が盛んである。大野紅かぶは、函館平野に位置する亀田郡大野町(現在は北斗市)を中心に道南一帯で栽培されている赤かぶの品種で、江戸時代から栽培されていたといわれている。その始まりは関西の赤かぶの種が、北前船に乗って蝦夷地に行商にやってきた近江商人によって持ち込まれたとされており、滋賀県の地域野菜である「蛭口(ひるぐち)かぶ」や「万木(ゆるぎ)かぶ」などと同じ系列の品種である。
大野紅かぶの特徴
大野紅かぶは、濃紅色をした扁球形の赤かぶで葉柄も赤いのが特徴である。根の外皮は、上から下まですべて赤く、切ると中もほのかに赤く染まっている。直径は10㎝ほどで、きめ細やかな肉質で甘みに富み、特有の香りを持っている。8月下旬~9月に種が蒔かれ、11~12月に収穫の時期を迎える。
*https://www.olive-hitomawashi.com/column/2019/08/post-6098.html より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます