どうやらイチヂクが終焉を迎えたようだ。
ラストを「イチヂクの赤ワイン煮(イチヂクのコンポート)」で締めた。
イチヂクからバトンを受けたキクイモ。
例年なら11月から年末に掘り出すのだが、キクイモパウダーが底をついたので、止む無く少しだけ試しにプランターのキクイモを掘り起こしてみた。
果せるかなまだキクイモは小ぶりで、ちょっと勿体ないことをした。
早速スライスしてらっきょう酢に漬けたり、煮っころがしにした。
どうやらイチヂクが終焉を迎えたようだ。
ラストを「イチヂクの赤ワイン煮(イチヂクのコンポート)」で締めた。
イチヂクからバトンを受けたキクイモ。
例年なら11月から年末に掘り出すのだが、キクイモパウダーが底をついたので、止む無く少しだけ試しにプランターのキクイモを掘り起こしてみた。
果せるかなまだキクイモは小ぶりで、ちょっと勿体ないことをした。
早速スライスしてらっきょう酢に漬けたり、煮っころがしにした。
稲刈りを終えて2週間足らずになるが、切り株から再び成長してぐんぐん伸び、このままいくと穂が出る勢い。
二番穂といって、いわば稲の蘖(ひこばえ)である。
1回目に収穫した穂 (一番穂)に比べると収穫量や品質は大きく劣ると言われているため、二番穂が食用として用いられるケースはあまりないようだ。
ところが2023年のこと、つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構が、『稲刈り後の株から伸びた稲を再び刈る「再生二期作」技術を開発した。田植え1回で収穫量が2倍となることを試験で確認した。食味も1回目と2回目で大差なかった。試験品種は、高温に強く倒れにくい「にじのきらめき」が使用され、関東以西の温暖な地域で茨城県南部でも適用できる』ということだ。
当地にあって適用できるか否か分らないが、一筋の光明が見えて来た。
農業従事が体力的に年々厳しくなり、追い打ちをかけるように後継者不足はご多分に漏れず。
そんな中で「再生二期作」のニュースは朗報だ。
当地でも研究を進め、適合した品種を開発して頂きたいものだ。
今年のメーンイベント・稲刈りを無事終えた。
10月に入った途端、3日~8日まで降り続いた雨の所為で水田が乾かず、12日に予約していたライスセンターだが涙を飲んで、本日13日に順延した。
ために子や孫の応援部隊各人のスケジュール狂ってしまい、最悪女房と二人でやらざるを得ないと腹を括っていた。
朝露が残っているとコンバインが詰まりやすいため、満を持して露が乾く頃を見計らい、午前10時前から刈り始めた。
すると三男が忙しい仕事の合間を縫って応援に、続いて孫息子までも。
そうこうするうちに長男の嫁も早朝勤務を切り上げて、休む間もなく駆け付けてくれた。
これで勇気百倍、コンバインも頗る順調であっという間の午後1時前には稲刈りを完了。
これまでのレコード達成というおまけつき。
ライスセンターへ持ち込んだ籾の総量は約1,200㎏。
昨年の伝票が見当たらないので比べようがないが、実感として昨年並みか。
これでどうにか一族郎党の食べりょうは確保。
今年の稲刈りに限って一時はどうなるか気を揉んだが、案ずるより産むが易し。
生前親父が事あるごとに言って安心させてくれたものだ。
『この世で起こることは、この世で収まる。あの世まで追いかけちゃあ来んけえ、なーんも心配せんでええぞ・・・』
けだし名言なり。
ここ2、3日やっと本来の気温を取り戻した。
9月一杯でいわゆる“水落とし”と呼ばれる、これまで水田を潤していた水を落として、ぼつぼつ稲刈りの準備に入った。
水を落として、稲を乾かすことにより登熟を完了させる。また、土を乾かすことにより、コンバインの走行性の安定など、稲刈り作業がスムーズに行える。
日増しに其処此処の稲穂が色付き、ライスセンターへの搬入指定日の10月12日までにと、今季最後の畔草刈に汗をかいた。
70日間に及ぶ水管理と、雑草との格闘を終え、今は“人事を尽くして天命を待つ”心境。
ただ向こう1週間の天気予報によれば、「7日は曇のち雨、8日は曇一時雨」と2日間も雨予報が出ており、予定通り無事稲刈りができるかどうか懸念される。
農事はお天道様次第というのが如何ともし難く歯がゆいところ。
シャインマスカットを手がけて6年になる弟が、「昨年に比べて半減だが、糖度は17ある」と、貴重な“珠玉の2房”を届けてくれた。
平均糖度18以上が出荷目安というから、糖度17ならば上品で芳醇な甘味と程よい酸味とのバランスがよく、まずまずの及第点か。
一方、わが庭の露地物ニューピオーネは今が旬。
寒暖差のある高地栽培に比べてはるかに劣るものの、遅ればせながら色づきを増してきた。
例年にない酷暑続きと引き換えに、その分糖度が高く、しかも甘いだけでなく特有の酸味とのベストマッチがこの上なく好きだ。
わがニューピオーネこそは、一度食べるとクセになるオンリーワンの味わいだと自負している。
一向に衰えを知らない今夏の猛暑で疲労したカラダに優しく、ほっと一息ついた。