てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

残像の不思議

2011-01-31 20:32:00 | ノンジャンル


 唐突ではありますが、冒頭の絵の中央にある「4つの点」を30秒ほど見つめた後、そっと目を閉じてください。すると、あらっ不思議!何かが浮かび上がりませんか?(答えは後述)

 いわゆる「騙し絵(トリックアート)」の一種です。騙し絵の有名なものとして、海外ではエッシャーやアルチンボルド、日本では歌川国芳などを思い浮かべます。

 実はこの絵は、倅が娘のために今流行っている「ロンポス101 ピラミッド」という知育玩具を求めた雑貨屋ニュートンスタイルの店頭に貼ってあったもので、目に留まったという。

 一口に騙し絵といっても、ウィキペディアによれば、次の6つに大別されます。
1. 壁面や床などに実際にはそこに存在しない扉や窓、人物、風景などを描き、あたかも存在するように見せかける作品
2. 平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品
3. 3次元の現実ではありえない建築物を描いた作品(例えば、エッシャーの作品)
4. 人体や果物・野菜などを寄せ集めて人型に模した作品(例えば、アルチンボルドや歌川国芳の作品)。寄せ絵、はめ絵という
5. 普通に見ると人間の顔に見えるがさかさまにしたり、向きを変えたりするとまったく別の物に見える作品(例えば、ルビンの壷)
6. 大きさや長さについて錯覚を起こさせるような作品

 冒頭の騙し絵は、差し詰め上記(1)でしょうか。いわゆる「残像現象」です。もっと騙し絵に関心がおありでしたら、こちらをクリックしてみてください。騙し絵だけでなく、錯視(視覚の錯覚、目の錯覚)などのことも紹介されています。先入観を捨て、頭を柔軟にしてちょっと遊んでみてください。


【答え】
 まぶたの裏に「キリスト」の顔のような残像が現われます。モナリザやザビエルのようにも見えました。しかし、私の場合、数秒で消えてしまいます。
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永久の安住地

2011-01-30 10:34:00 | ノンジャンル
 義妹を偲ぶ会(35日忌)を滞りなく営んだ。出席者は義妹の姉弟と親友のごく近親者だけで、私が8㍉映画におさめた35年前の弟夫婦の結婚式に始まり、家族交歓パーティのビデオ、思い出のスナップショットをテレビで流しながら、心行くまで義妹を偲んだ。

 窓の外に目を転じると、義妹が愛して止まなかった芦屋の街が望める。弟の計らいで半年前に同じマンションの1階から、眺望のきく6階に居を移したもの。ここからの絶景が見納めとなったが、遺骨は近くの霊園なので、これからもずっと望み通りの景色に囲まれ、辛酸をなめた病魔からも解放され穏やかな日々を送ることだろう。御魂よ、どうか安らかに・・・。

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在りし日を偲ぶ


眼下に望む愛した町並み

永久の安住地
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無常

2011-01-29 08:38:00 | 暮らしと生活
 「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」という芭蕉の言を待つまでも無く、日々様々な出来事が起こり明日のことは予想も付かないが、確実に世の中は変遷を遂げ、まさに光陰矢の如しを実感する。

 27日は義母の祥月命日にあたり墓参を済ませた。黄泉の世界へ旅立ったのはつい昨日のような気がするが、もう10年にもなる。
 独り残された義父は、義母の分まで長生きし、今日に至っているが、果たして両親のどちらが幸せなのかと問われると、今のところどちらとも言い難い。人生、棺を覆うて定まるということ。

 義妹が亡くなり、日毎に寂しさが募るうちに、明日はごく親しい身内だけで偲ぶ会(忌明けの食事会)をすることになっている。

 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」というが、とうとうと流れ行く、その水の流れは河がなくならない限り絶えることはない。しかし、母も妹もともに再び戻って来ることはない。
 「朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。」と続く。

 今日は明日の義妹の偲ぶ会に備えて次男宅に前泊する。そして、孫息子の誕生日会をする予定である。
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協賛ミニコンサート

2011-01-28 21:38:00 | 舞台、ライブ
 「裸祭り」として全国に名を馳せる西大寺会陽は2月19日夜、西大寺観音院を舞台に盛大に催されるが、その前後の期間中「西大寺裸祭りのポスター&写真展」がこちらの要領で開かれる。

 展覧会主催者より我が西大寺公民館ギタークラブへ、同展覧会へ協賛してのミニコンサート開催要請があり、僭越ながら出演させて頂くことになった。

 お近くで、御用とお急ぎでない方は是非ともお立ち寄りください。中谷匡志先生によるソロ演奏の披露もあります。どうぞお楽しみに!

★日時:2月20日(日)・2月27日(日) 11:30~12:00
★場所: 百花プラザ西大寺緑花公園 緑の図書室ロビー

【西大寺会陽関連記事】
「2006/2/18 春呼ぶ裸祭り」
「2009/2/1 春遠からじ」
「2010/2/19 西大寺会陽」
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長男のはずが実はジナンです

2011-01-27 09:46:00 | 健康と医学
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1979年(昭和54年)9月21日社内報より

 「お父さんはおべん所で、新聞を読むのがくせです。十分ぐらいかかります。ぼくがいきたくても、またされてこまることがあります。これからは早くしてもらいたいと思います。」-1979年(昭和54年)9月21日社内報より抜粋-

 これは「うちの父ちゃん」というタイトルで、社内報に掲載された長男(当時9歳)の拙文の一節。あれから30数年を経た今でもこの悪癖は直らず、トイレ滞在時間は十分どころか、三十分~四十分かかっている。

 折りしも、26日のNHKためしてガッテンでは「お尻の悩みNo.1痔 誰にも聞けなかった話」が放映され興味津々で拝聴した。
 いわく「便座で3分以上いきまない。長時間のいきみは本来自然な行為ではありません。便の7~8割は最初のいきみで出てしまっているとされます。便座で3分を超えても便意がない場合は無理にいきまず、いったんトイレから出ることをおすすめします。」
 トイレに新聞や本を持ち込むなど以ての外ということ。

 更に番組の中では「ある海外の報告では、800人以上の肛門を無差別に検査したところ、86%にイボ痔が見つかりました。」と驚くべき数字が出ていたが、御多分に洩れず私も“大じぬし(といっても大地主ではない)”である。れっきとした長男であるにも拘らず、「実はジナンだ」と告白せざるを得ないとはこれ如何に!

 過去痔で2回の入院治療(45日間と16日間)経験があるが、未だに時折出血がある。「痔」という字は、疒に寺と書くが、やはり文字通り一生(死ぬまで)付き合わなければならないのかと、半ば諦めていた。
 しかし、この番組を観て取り敢えず「トイレに新聞は持ち込まず5分まで」と心掛け、生活習慣の改善をしてみようと思い直している。
コメント (2)
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