3年半前(2021年2月)、突発性難聴を患い左耳の聴力をほとんど失った。
残された右耳は35dB~50dBの中等度難聴。
隔月の通院と薬服用は続けているものの、大きな進展はみられない。
両耳補聴器でどうにか日常生活を凌いでいる有様。
そこで渡辺和子女史の『置かれた場所で咲きなさい』を思い起こした。
再びのギター合奏の夢絶ち難く、このほど公民館ギタークラブへの復帰を許された。
3年ぶりのギタークラブではメンバーの半数が入れ替わり、総勢16名と大きく様変わり。
クラブ代表から「耳を悪くして休部されていましたが、ヴェートーベン超えを目指しているomorinさんです」と紹介され、面はゆい限り。
みなさん、来る11月開催の文化祭へ向けて特訓中。
課題曲は①昴 ②津軽海峡冬景色 ③アルハンブラの思い出。
加えて④川の流れのように(同公民館コーラス部&職員との合同演奏)。
「アルハンブラの思い出」は、六十の手習いでギターに手を染めた小生が、無謀にも“生涯の課題曲”と決めたもの。
失われし3年間のブランクを埋め合わせるにもピッタリの選曲。
講師から、「アランブラの思い出」について含蓄のある一講釈を頂いた。
①ギターを弾くのではなく、曲を演奏(曲想)する。
②アルハンブラ宮殿の情景をイメージしながら演奏。
③この曲を生かすも殺すも、第二パートの出来次第(小生は第二パート)。