てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ミッション・クリア

2024-11-15 14:26:41 | ビジネスと社会

今回は些かややこしい話題で失礼。
大学写真部の後輩M下を介して、面識こそないもののSNSで繋がっているS倉さんという方がおられる。
M下と同じ年恰好で、お互いリタイア後に某大学芸術学部美術科写真コースに進み、卒業されたお方。

そのS倉さんがこのほど「写真集 航跡 真鍋島診療所・田中勇夫医師の記録」を上梓された。


47年前に岡山・笠岡真鍋島を7回訪ね、同診療所を取材した約千枚の写真の中から選りすぐりをピックアップして写真集にまとめた貴重なもの。

取材にあたって、同診療所を紹介した大学時代の学友とは、その後音信が途絶えたため、恩返しに献本したいが送り先がわからず困却しているとの相談を受けた。

話をよくよく聞くと、どうやら小生の元職場の後輩S髭のようなので、手を尽くしてやっとこのほど連絡がついた。
昨夜、S髭から報告が入り、47年ぶりに電話でS倉氏との再会を果たし、双方とも積もる思い出話しは尽きなかったという。
同時にM下からは、『(S倉さんより)おかげで写真集を送れます。omorinさんには大変お世話になりました。くれぐれもよろしくお伝えください🙇🏻』とのLINEが届いた。

小生にとっては課せられたミッションを無事クリアし安堵している。
まさしく「一樹の陰一河の流れも他生の縁」を彷彿させるような一件だった。

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来年6月より安全装置搭載義務化

2024-06-30 17:13:38 | ビジネスと社会

先に、『岡山市では、相次ぐ高齢者ドライバーの「踏み間違い事故」を減らそうと、車に取り付ける「急発進抑制装置」の購入者を対象にした補助金を設ける『と発表があった。
要項はこちら


よもや小生に限っては、その必要はなかろうとスルーしていた。
ところが今朝30日付の山陽新聞報道によれば『国土交通省は28日、アクセルをブレーキと踏み間違えて起こる事故を防ぐため、安全装置の搭載を義務付けると発表した』そうだ。

これを受けて週明けにでも岡山市役所へ出向き、自動車急発進抑制装置整備費補助金の申請をすることとした。
申請期間は2024年6月3日から12月27日までで、予算の上限に達し次第終了するそう。

2024年6月30日付山陽新聞より

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踏み間違え事故、後を絶たず

2024-04-16 22:59:16 | ビジネスと社会

またもや高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違え事故が起きた。
今朝の新聞報道によればとうとうお膝元にまで及んだようだ。
本人、店員、お客ともにケガがなかったのは不幸中の幸いというもの。

買い出し序に現場を覗くと、白いカバーで覆われており、言われなければ事故の痕跡に気付かない。
小さいお子を連れた若いママさんが「ここよ!」と指さして教えていた。

これだけ世間を賑わせているにも拘わらず、踏み間違え事故が後を絶たない。
事故に遭遇するたびに、他人ごとではない。
自戒の念を込めて、より一層安全運転に努めたいものだ。

 

2024年4月16日付山陽新聞より

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マルハラ!?

2024-03-09 08:09:34 | ビジネスと社会

セクハラ、パワハラ、マタハラ、カスハラ・・・ときて、今年に入ってよく耳にするのが「マルハラ」。

何でも、SNSの文末において、句点(。)を使用することで、特に若い世代に威圧感を与えさせてしまうことだそうだ。

私など昭和世代は日本語として当たり前に使っており、「どこが?なぜマルハラ?」と首をかしげたくなる。

ちなみに改めて自分のLINEを読み返してみた。
たいていの年配者は句読点つきだが、一世代、二世代下がる若い方からの文面には省略傾向にある。

しかし、単なる世代間ギャップでは片付けられない。
そんな感情(威圧感)が生じる背景に思いをいたし、もっとコミュニケーションを図らねばと自戒。

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わが恩師

2024-03-05 22:33:00 | ビジネスと社会

私には生涯の師と仰ぐ恩師が二人おられる。
お一人は小学生の折のK坂先生。
そしてもう一方は大学で、所属するサークルの顧問を務められたI出先生。
K坂先生については、別稿に譲るとして、ここではI出先生との思い出話。

心理学を教わり、教科書だけは手元に大切に保存しているが、肝心の授業内容は遥か忘却の彼方。
離れて暮らすご子息(治さん?)が実家への安否確認の手段として、電話代が掛からぬよう「3回コール」を合図に決めていたと、嬉しそうに話されたことだけは何故か鮮明に覚えている。
それと合宿時、先生から促され持ち帰った面河渓の流木が、半世紀の時空を超えて今でもわが枯れ水槽を飾っている。

先生が退官(1992年9月9日71歳)された折には、お宅へ記念の備前焼徳利と、ぐい呑みをお届けに上がったものの、生憎お留守だったので置手紙をして帰った。

後日、先生からは退官記念に上梓された『ゑひもせす━ん』をご恵贈賜り、恐縮した。
本のタイトルも然ることながら、体裁もユニークで縦書き・横書きミックス。
おまけに文章が前と、後ろの両方から始まる。
サークル会報へは寄稿を頂き、写真そのものについてよりもカメラ談義を拝聴するにつけ、毎号発行を楽しみにしたものだ。

2020年2月24日、老衰のためご逝去された。97歳。
2月24日に「四国Vライン(瀬戸大橋~高知~松山)旅」をブログへアップしたばかりだが、奇しくも先生の4回目の祥月命日にあたる。
事前に気付いておれば、お墓に向かって手を合わすことが出来たのにと、“後で気がつくてんかん病”が悔やまれる。

改めて『ゑひもせす━ん』を再拝読し、大恩師を偲びたい。

心理学教科書と『えひもせすーん』


サークル会報の創刊号~第35号


面河渓で拾った流木

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