今回は些かややこしい話題で失礼。
大学写真部の後輩M下を介して、面識こそないもののSNSで繋がっているS倉さんという方がおられる。
M下と同じ年恰好で、お互いリタイア後に某大学芸術学部美術科写真コースに進み、卒業されたお方。
そのS倉さんがこのほど「写真集 航跡 真鍋島診療所・田中勇夫医師の記録」を上梓された。
47年前に岡山・笠岡真鍋島を7回訪ね、同診療所を取材した約千枚の写真の中から選りすぐりをピックアップして写真集にまとめた貴重なもの。
取材にあたって、同診療所を紹介した大学時代の学友とは、その後音信が途絶えたため、恩返しに献本したいが送り先がわからず困却しているとの相談を受けた。
話をよくよく聞くと、どうやら小生の元職場の後輩S髭のようなので、手を尽くしてやっとこのほど連絡がついた。
昨夜、S髭から報告が入り、47年ぶりに電話でS倉氏との再会を果たし、双方とも積もる思い出話しは尽きなかったという。
同時にM下からは、『(S倉さんより)おかげで写真集を送れます。omorinさんには大変お世話になりました。くれぐれもよろしくお伝えください🙇🏻』とのLINEが届いた。
小生にとっては課せられたミッションを無事クリアし安堵している。
まさしく「一樹の陰一河の流れも他生の縁」を彷彿させるような一件だった。