てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

奇しき縁

2015-07-31 21:30:00 | 暮らしと生活
 お盆に先駆けて、新盆を迎えるY叔父の墓参を果たし、立派な安住の地を見届けて、ただただ冥福をお祈りした。一周忌法要の折には、網膜剥離というハプニングに遭遇し、参列が果たせず心に引っ掛かっていたので、これで溜飲を下げた。
 続いて、1月の義父の一周忌以来となる、義父母の墓へもお参りした。

 両墓地の中間どころには、Y叔父や母の里があり、こちらへ出かけた際には吉井特産館に立ち寄るのが楽しみのひとつ。ここでは、思いがけず出荷に来た母の従姉弟のK一さんとばったり。顔を会わせるや否や出荷しかけた「かんぴょうの芯」を取り止めて、珍しいから食べてみてと当方にくださった。他にもK一さんの手掛けた枝豆やキュウリなどを求めると、同数をおまけで持たせてくださり恐縮した。これもY叔父や母の取り持つ奇しき縁だと感じた。(お断り:facebookに同文掲載)




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

至高の芸術品

2015-07-27 20:31:00 | 農事
 プレミアムぶどう園小山からのケータイが鳴り「ちょっとハウスへ寄って~」とお声がけ頂いたので、出先から同園へ直行した。
 例年のことながら彼が手塩にかけて育てた桃太郎ぶどうの飛び切りの極上品を用意して待ってくれていたので、「大切で高価な商品なので以後お気遣いなく」と申し添えることを忘れなかった。

 ぶどうハウスの周囲に作っている様々な果物や野菜の中から、珍しい本場山形の「だだちゃ豆」を抜いて持たせてくれた。<だだちゃ>は山形県庄内地方の方言で「おやじ(お父さん)」という意味があり、その名の通りまさしく「枝豆のお父さん(王様)」だそう。その味たるや『噛むほどに広がる独特の香りと甘さ。更に段々に別の旨味が生まれ、舌を楽しませてくれる』と、食通も絶賛するという。

 頂いた桃太郎ぶどうは、1粒が15g、約1㎏の絶品。同園のサイトを繰ってみると、10房限定商品で、既に3万円で完売御礼の札が出ていた。こんな代物を食べた日には口が腫れると思い、ひとまず仏前にお供えした。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑中お見舞い

2015-07-26 13:17:00 | 暮らしと生活
 20日の梅雨明けとともに、各地で気温が急上昇しています。みなさんそれぞれの対暑法で夏を乗り切ってください。うまく冷房を取り入れて、こまめに水分補給するなど熱中症には十分注意しましょう。
 写真は、去る女房の誕生日に、長男から自作の写真をプレゼントされた中の一部です。どうぞ涼んでいってやってください。(お断り:facebookに同文掲載)








コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二律背反の藻刈り作業

2015-07-26 10:59:00 | 農事
 朝の涼しい内に2時間がかりで、町内を流れる中井川の藻刈りを行った。藻刈りとは農家が総出で石高藻(せきしょうも)を鎌と鋤簾を使って刈る作業だが、暑い中での重労働である。町内の農家は年々減少・高齢化しつつあり、小生などが最年少組となった。

 この石高藻は、淡水魚などの生物が生存するにはいいのだが、川の流れを遮り、日光の入りを悪くしてしまうので刈らざるを得ない。
 中井川の上流にあたる祇園用水は、賞田地区を流れており、「淡水魚保護宣言の町」を掲げる同町内会には天然記念物のアユモドキが生息する。かつて同町内会が藻刈りの為に樋門を閉じてしまったことが原因で産卵を控えたアユモドキが50匹以上大量死するということが起きている。

 人間の生活(農業)優先か、アユモドキの保護か、二律背反の悩ましい問題だが、今日の藻刈りにあたっては水利委員から「(アユモドキのためにも)丸坊主に刈らず、トラ刈りでいこう!」との掛け声で始めた。(お断り:facebookに同文掲載)




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草刈り半作

2015-07-25 11:10:00 | 農事
 『米作りは水見半作』と先述したように、稲作において水の管理は半分を占めるほど大切な作業であり、残る半分は草刈りであろうか。夏草はあっという間に茂り、シーズン中に数回の草刈りは欠かせぬ農作業の一つ。

 土用干し(7月24日~31日)のため用水が減水したのを見計らって田圃の畦の草刈りに大汗を流した。20アールほどの田圃の二辺の畦を折り返すまでに1時間半を要した。

 数年前までは、3アールほどのもう一枚の田圃も一緒に難なく遣り果せていたのだが、今では根が続かない。明日は町内の藻刈りが控えており、ここで熱中症にでも罹ったらシャレにならないので、後ろ髪引かれる思いで途中止めにして引き上げた。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする