「このビデオレターを送ってくれたのは、○○さんです。」
NHKテレビの夕方の番組「ニュースコア6 岡山」の中で、女性キャスターが視聴者からのビデオを紹介する際の、気になる言葉遣いの一つである。身内ではないのだから「…送ってくださったのは…」と敬語を使うべきだと思うのだが。
それと、かつては同番組のエンディングで、「さようなら」と挨拶するのが耳障りになっていた。流石に現在では「失礼いたします」と改められた。
逆に別の番組の中でよく耳にする、動植物や物に対して「…してあげる…」という表現である。料理の先生、医者、果てはアナウンサーまでが日常的に使うのを耳にする。
徳川綱吉治世の“生類憐令”ではあるまいに、ここで敬語は不要と思うが。
序ながら、親が我が子に対して「してあげる」と言いながら、他人の子供には「してやる」と言い放つなどは本末転倒も甚だしい。
せめて報道に携わる人たちは、“正しく美しい日本語”を使っていただきたいものだ。いささか旧聞に属するが、テレビ報道もねつ造するほどだから、いずれが正しい言葉遣いなのかすらわからなくなっているのだろうか!
NHKテレビの夕方の番組「ニュースコア6 岡山」の中で、女性キャスターが視聴者からのビデオを紹介する際の、気になる言葉遣いの一つである。身内ではないのだから「…送ってくださったのは…」と敬語を使うべきだと思うのだが。
それと、かつては同番組のエンディングで、「さようなら」と挨拶するのが耳障りになっていた。流石に現在では「失礼いたします」と改められた。
逆に別の番組の中でよく耳にする、動植物や物に対して「…してあげる…」という表現である。料理の先生、医者、果てはアナウンサーまでが日常的に使うのを耳にする。
徳川綱吉治世の“生類憐令”ではあるまいに、ここで敬語は不要と思うが。
序ながら、親が我が子に対して「してあげる」と言いながら、他人の子供には「してやる」と言い放つなどは本末転倒も甚だしい。
せめて報道に携わる人たちは、“正しく美しい日本語”を使っていただきたいものだ。いささか旧聞に属するが、テレビ報道もねつ造するほどだから、いずれが正しい言葉遣いなのかすらわからなくなっているのだろうか!