てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

衣食足りて…?

2006-11-29 20:27:14 | 健康と医学
 Dr.さとうの健康コラム、今回のテーマは「骨を丈夫に」です。骨粗鬆症のお話です。骨粗鬆症は、女性に多い病気で、いわば典型的な生活習慣病です。特に女性の方必見です。

 ところで骨粗鬆症から話がそれますが、Dr.さとうは兼好法師が『人間、衣食住に医療(薬)が加われば、みんな裕福である』と説いているくだりを紹介しておられます。
 そして今の我々は、それ以上に欲求が多く、贅沢を求め、かえって気持ちが貧乏になっているでは、と戒めておられます。
 衣食足りて礼節を知るはずなのだが、誠に耳の痛いお話です。

※《徒然草 第百二十三段》
 『思ふべし、人の身に止むことを得ずして営む所、第一に食ふ物、第二に着る物、第三に居る所なり。人間の大事、この三つには過ぎず。餓えず、寒からず、風雨に侵されずして、閑(しづ)かに過すを楽しびとす。ただし、人皆病(やまい)あり。病に冒されぬれば、その愁(うれへ)忍び難し。医療を忘るべからず。薬を加えて、四つの事、求め得ざるを貧(まづ)しとす。この四つ、欠けざるを富めりとす。この四つの外を求め営むを奢(おご)りとす。』

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 小1年生の孫にとって、昨日の脊髄液検査は意識朦朧の下で済んだのですが、その後の痛みに耐えかねているようです。MRI検査も順番待ちの状態です。
 私たちはまだ坂出から岡山の自宅に、戻れそうにありません。

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弱り目に祟り目

2006-11-28 17:16:08 | 健康と医学
 昼前、倅の見舞いに病室へ着くや否や、ベッドの倅の携帯電話が鳴った。孫の通う小学校から「(孫が)休み時間にグラウンドで倒れており、救急車で坂出市立病院へ搬送した。」と緊急連絡が入った。嫁は状況が飲み込めぬまま、直ちに市立病院へ向かい、かみさんも後を追った。病院へは校長先生も心配して駆けつけてくださった。

 折り返し、倅が小学校へ電話を入れて詳細を再確認すると、風邪っ気なため体育の時間(マラソンの練習)は休んだ。昼前の休み時間に、友達と3人で縄跳びをしようとして気分が悪くなり、そのままゴロッと横になった所を先生に発見され病院へ運んだらしい。

 ほどなくして病院で付き添うかみさんから安否が入る。頭は打ってなく、嘔吐なども見られず軽いてんかん症状を起こしていたもの。応急処置をして意識も回復し、そのまま救急車で香川医大へ転院。
 こんな症状は初めてのことでもあり、大事をとって精密検査をすることになった。今日の脳波と血液検査では、左の脳波に異常が見られるものの、元気は回復した。明日の更なる検査結果に注目。

 倅のことといい、孫のことといい一体何が起こるやら分からぬものだ。先日もブログで「一寸先は闇」と書き、今朝は「まさかの坂」について書いたばかり。
 弱り目に祟り目というか、一難去ってまた一難。相次ぐ家族の急病のため、献身的な看護を続けている嫁が倒れなければいいが…。
 とにかく今晩は私たち夫婦が坂出の倅宅に泊まることにした。
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三つの坂

2006-11-28 08:37:59 | 暮らしと生活
 『人生には三つの坂がある。登り坂と下り坂、そして、今一つは《まさか》という坂。』(毛利元就)

 この度の倅の病こそ「まさかという坂」で、青天の霹靂だった。こんなことは、絶対にあるはずがないということが起きるのが人生だと思い知らされた。

 倅を見舞った際、肩こりに起因する酷い頭痛を見兼ねて、肩を揉んでやった。
 「まさか、この歳で親に肩を揉んで貰おうとは…逆様事ほどの親不孝ないというし。」
 しみじみと、そう洩らすから、負けずに「これ(親に揉ますこと)も親孝行のうち!」と返した。

 今だからいえるのだが、元就の言葉の通り、この三つ目のまさか、という坂に出会ったとき、どのように対処するか、によってその人の人生は大きく決まる。その対応の仕方でその人の人格までも決まる。
 この「まさか」を克服することは、人生において大事なことだ。
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免疫力の活性化

2006-11-27 10:19:53 | 健康と医学
 M薬局のおかみさんが、頭痛薬を常用している倅のために、「薬屋がこんなことを言ってはなんだけれども…」といいつつ、2冊の本を貸してくださった。
 2冊の著書に共通していることは『薬はすべて基本的に「毒」である。薬に頼らず免疫力を活性化させることによって病気は治療できる』ということに尽きる。

新谷弘実著「病気にならない生き方」(サンマーク出版)
 著者は約36年前、世界で初めて大腸内視鏡によるポリープ切除に成功した、米国ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医である。氏は現在71歳になられるが、19歳のときにインフルエンザにかかったのが最初で最後の病気という。

 その氏が日々実践しておられる健康法とは、
 『良い胃相や良い腸相をつくる「食生活・生活習慣」が体内酵素のミラクル・エンザイムの消耗を防ぎ、その十分な維持は病気の予防また若さと健康を保つ秘訣であり、健康にして長寿になる基本といえます。 すなわち健康と長寿の原点は体内酵素のミラクル・エンザイムを補給し活性化する7つの基本要素であり、これらすべての調和が生まれることにより、真の健康長寿が達成できるものと信じます。』(ドクター新谷健康長寿法より)

《7つの基本要素》
 1.良い食事
 2.良い水
 3.正しい排泄
 4.適当な運動
 5.正しい呼吸法
 6.休息・睡眠
 7.ストレスレス・ハッピネス(幸福感)

安保徹著「薬をやめると病気は治る」(マキノ出版)
 “爪もみ療法”が最も興味深かった。早速に実践することにした。
 これからは、直ぐに薬ばかりに頼るのではなく、免疫力を養い出来るだけ自助努力もして行きたいと思う。

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【参考サイト】
ドクター新谷(Dr.shinnya)公式サイト
安保徹
爪もみ療法
自分でできる!爪もみ療法のやり方
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カキオコ

2006-11-26 21:08:14 | グルメと料理
 今夜はカキオコ(カキ入りお好み焼き)にした。近年、岡山県有数のカキ産地・備前市日生(ひなせ)町地区を中心に県南部で、「カキオコ」の人気が高まり、ニュースでも度々取り上げられる。

 カキオコはカキが出回る冬季限定で、新鮮なカキを入れて、鉄板で焼き上げる。一度口にしたら、カキのぷりぷりとした食感と独特の風味が忘れられない。
 カキオコの発祥ははっきりと知らないが、日生町地区ではかなり前から食べられていたと聞く。「カキお好み焼きHP」まである。
 今年のカキはまだ小ぶりだが、瀬戸内の海のミネラルたっぷりで、ジューシーな風味とカキのエキスが口の中にパーッと広がる。

 我が家ではお好み焼きが大好きで、よくメニューにのぼる。かつては間食感覚で3度の食事外に食べたものだが、最近はめっきり食べる量が落ち、今夜も直径13㎝大2枚をやっとの思いで平らげた。




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