てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

花見に代えて神戸散策

2008-03-30 11:53:13 | レジャー
 春に三日の晴れなしといわれるが、三日どころか一日の間に晴れ・曇りと目まぐるしく変わる天気の間隙をぬって、昨日は日帰り旅行をしてきた。

 二男家族の住む甲子園への玄関JR甲子園口駅(エングチ)に降り立つと、南口広場の一角には「バット・ボール・人」を模したモニュメントが建つ。
 駅名からしていかにも甲子園球場の入口かと思いきや、球場までは南西方向に2km弱ある。今は高校野球開催中とあって、甲子園球場界隈はもとより、尼崎あたりまで宿は一杯だそうだ。

 
JR甲子園口駅南広場に建つ像      JR甲子園口駅北の桜

 このところ花冷えの言葉通り、雲が出てにわかに日が陰ると少し肌寒く、子供たちに風邪でも引かせたら不味いと思い、当初予定していた花見は中止。2~3分咲きの桜を車窓から眺めて済ませ、神戸の街散策に代えた。

 昼食は阪急三宮駅西出口からすぐのところにある「すみれ茶屋」にて、昼にしてはちょっと贅沢に「すき焼ランチとステーキランチ」にした。季節の前菜と造り、小鉢などがつき、自慢の極上神戸牛を上品に味わえ十分に堪能した。

 
すき焼ランチ      ステーキランチ

 店を出るとすぐ北方面に生田神社が見える。ここでは高校の同級生N村が神官を務めている。最近沙汰がないが、まだ現役で頑張っているのだろうか。

 まずは北野坂を通って、神戸が一望できる高台にある「THE HOUSE OF PACIFIC」へ。4月6日に結婚5周年を迎える二男が、結婚式並びに披露宴を開いた思い出の地である。道路を隔てて「神戸北野教会」がある。
 来週の土曜日or日曜日あたりに木婚式(夫婦がやっと1本の木のように一体になる)を記念して二人でディナーを計画しているようだ。


北野クラブから見た神戸北野教会

 この後、北野天満宮神社はじめ風見鶏の館など、北野界隈を散策した。今日は日柄もよく大吉にあたり、あちらこちらで結婚式を見かけた。最後に三ノ宮駅前そごうでウィンドウショッピングを楽しんだ。


北野天満宮神社の桜はまだ咲き初め

JR三ノ宮駅と神戸新聞会館ビル(右)

 帰宅してからは、満1歳2カ月を機に俄かに独り立ちできだした一番下の孫が、得意満面で何度も披露して、その度にみんなの歓声があがる。その様子をカメラとビデオにしっかりと収めた。 
 桜を愛でながらの花見弁当が果たせなかったのは心残りだが、孫の成長ぶりを目の当たりにし、日帰りながらも十分にゆっくりとした、家族触れ合い感謝デーとなった。


独り立ちできだし得意満面の孫

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 嫁がもたせてくれた土産のひとつ、ご当地觀光堂の「おかき巻」。ほのかに辛いおかきが、甘くて硬いワッフル地に包まれてユニークな和風菓子で、ついつい後を引く絶妙な美味しさ。


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待望の花見

2008-03-28 21:25:11 | レジャー
 suzieさんの「急げ、急げ」に促されるように、明日は二男のところまで旅行を計画しています。青春18きっぷを使って日帰りするため、早立ちで帰りも遅くなると思います。

 当初は嫁の言葉に甘えて一泊も考えましたが、高校野球開催中とあって周りの旅館は何処も満杯のため、結局日帰りに決めました。天気予報によると土曜日は晴れですが、早くも日曜日は雲行きが怪しいようなので案外正解かも。

 孫の喜びそうな「王子動物園」か、昨年のように近くの「夙川公園」あたりを計画してくれているようです。夙川公園の桜は、日本さくらの会に「日本さくら名所100選」として認定されており、丁度見頃の桜が楽しみです。
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諸刃の剣

2008-03-27 15:18:05 | 暮らしと生活


 昨年の秋に突然姿を見せなくなっていた中井川のカモだが、春風に乗って再び舞い戻ってきた。総勢6羽でWeb町内会「なかい」の伝言板でも『中井川にカモが帰ってきました。また餌やりをお願いします』と呼びかけたところだ。

 これまで小欄で取り上げたカモ関連の記事は下記の通りで、微笑ましい様子や、ジャンボタニシの卵の駆除、川藻やコケを食べて繁殖防止など“益鳥”としての紹介ばかりだった。
 
 ところが今回、住民の反応は必ずしも歓迎ムードばかりではない。「朝から晩までガアガアと喧しい」「我が物顔に庭先まで闖入し、辺りかまわずフンをする」「生活道路に席捲し交通妨害をする」「カモがカワニナを食べるのでホタルが育たない」等々の声が上がりだした。

 折しもエンピロさんのブログ「2008/3/20 松川浦潮干狩り中止」で同様の事例を紹介しておられるが、こうなると手をこまねいてみている訳にはいかない。早急に何らかの対策を講じないと、人々の死活問題にまで発展してくる。

 例えは適切でないかもしれないが、カモといえども正しく「諸刃の剣」である。その愛くるしい姿にばかりにスポットがあたり話題になるが、他方では様々な害を及ぼすこともあることを改めて思い知った。

【カモ関連の日誌】
「2006/8/22 さわやかイレブン」
「2007/5/12 二鳥両全」
「2007/6/25 中井川のアイドル」
「2007/7/4 新聞デビュー」
「2007/7/18 緊急避難」
「2007/8/5 藻刈り」 
「2007/9/19 早起きは…」

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あの先生はどこへ

2008-03-26 20:35:49 | ビジネスと社会
 4月1日付で岡山県教職員異動があり、掲載になった26日付山陽新聞夕刊の特集を特別な想いで見入った。隅から隅まで見極めた訳ではないので、あるいはモレがあるかもしれないが、大勢の顔見知りの先生の消息に思いを馳せた。

 ここでは団塊世代である、わが同級生が大量に退職を迎える。高等学校の中にO森・K本・F原、中学校の中にI川(校長)、小学校ではM政(校長)の計5人を見つけた。

 その他で特筆すべきは、長男が中学入学時に、初めて担任を受持ってくださったK府島先生が、県北のT高校の教頭として栄転される。早速にお祝いの電話を入れた。

 また先日「母と娘の絵てがみ&写真展」でご紹介した森貞さんのご主人は、教頭横滑りで倉敷F田中学校に転任の由。

 余談ながら、異動のシーズン真っ只中にあって、官公庁と県教職員異動を朝刊と夕刊で特集する山陽新聞は好評を博し、この日ばかりは立売り(即売)を垂れ幕付で強化するのだが、たちまちに売り切れとなるほどで、人気の高さを物語っている。
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無差別殺人

2008-03-26 18:58:36 | ビジネスと社会
 またしても若者による理不尽で残忍な無差別殺人、通り魔事件が起きた。しかもすぐ傍であるJR岡山駅のホームで。

 23日には茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で、別の殺人事件で指名手配中の男により、通行人ら8人が次々に刃物で切り付けられ1人が死亡、7人が重軽傷を負う事件があったばかりだ。

 二つの事件に共通していることは、いずれも駅構内という公共の場で起こり、逮捕された犯人は「人を殺したかった」、「誰でもよかった」と供述している点である。大変ショッキングな事件であり、何の罪も、落ち度も無く被害に遭われた方々はお気の毒で、掛ける言葉がない。ただただご冥福をお祈りするばかりだ。

 このような無差別な殺意をもった人間がいる限りには、常に我々は危険と隣りあわせであると改めて思い知らされた。こんな世の中で我が身を守るのは至難のわざであり、社会全体に及ぼす影響(不安)は計り知れないものがある。
 今回の事件でも「人を殺せば刑務所に行ける。誰でもよかった」などと不可解な動機を供述しているが、身勝手な「殺人願望」による凶行に、やりきれなさと憤りを覚える。

 何が若者をこのような凶悪犯罪に駆立てるのだろうか。いかなる生活環境がこのような犯人を生み出すのだろうか。同種の事件が起きると問題となるのが被疑者の精神状態と責任能力。
 26日付山陽新聞夕刊によれば、被害者の父親が「はらわたが煮え返る思い」と心情を吐露しているが、心中を察するに余りある。心神喪失や心神耗弱を理由に刑が減軽されるようなら、仏さんが浮ばれない。この種の事件の容疑者は、得てして再犯の可能性を孕んでいる。厳罰に処し、二度と過ちを犯してはならない。
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