てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

待望のピアノデイ

2007-01-31 19:45:33 | 音楽
 年が明けてから、我が家にピアノの音が戻ってきた。水曜日はかみさんの遠縁にあたるKOZUEさんのピアノ練習日である。

 彼女は音大を出ながらも、全く畑違いの仕事に就いて2年目を迎える。ピアノは続けたいのだが、マンションに独り住いしているため、最近の住宅事情のこともあって練習もままならぬという。
 我が家ならば三人の倅はいずれも独立したし、かみさんもピアノから遠ざかっているので、だれ憚ることもない。「遠慮なく好きな時に来て、自由に練習をして」と申し出た。そこで会社の残業のない水曜日を練習日と決めた次第。

 この日は夕食を共にし、その際にちょっとだけ晩酌のお相手も頼む。そして食後に3時間ほど弾くのだが、自身の練習の最後には、かみさんもワンポイントレッスンを受け、これを無上の楽しみにしている。

 普段は二人だけの静かな生活だが、KOZUEさん一人加わるだけで、パッと花が咲いたような雰囲気になる。こちらの部屋まで、ピアノが奏でる旋律が心地よく響き、小生のギターもあれだけ弾けたらと改めて思いを致した。

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あるある…の顛末

2007-01-30 13:41:43 | ビジネスと社会
 「あるある大事典」事件では、次々に実験データ捏造が明るみなりつつある。相次いで発覚する捏造で、関テレの業績は大打撃を受けそうだ。最終的には「十数億円から数十億円に上るのではないか」ともいわれている。

 これだけの大事件にもかかわらず、一傍観者として対岸の火事ぐらいに思っていたら、関係者の一人が身近におられることが分かった。
 同番組のレタスの催眠作用についてマウスを使って実験した、千葉科学大の長村洋一教授その人である。
 元々、健康食品学研究の第一人者であられ、「長村洋一」でヤフー検索すると約6,530件ヒットするほどの著名なお方なのだが、今回の事件をきっかけにして、一層「時の人」となられた。
 長村洋一氏は、三男の幼友達恵介君の岳父である。

 「健康」は今も昔も変わらぬ永遠のテーマだけに、同種の番組はますます増えるはず。「納豆ダイエット」の放映後は、全国の小売店で一時納豆の売り切れが相次ぐなど、社会現象となった。

 読者・視聴者はメディア誘導に振り回されない賢明さと、確たる見識を備えたい。
 一方、メディア側は常に読者・視聴者の厳しい目を意識して、自らを律したい。
テレビも新聞も変わりはない。 改めて新聞や放送倫理のあり方が問われるところだ。
 社会を混乱に陥れ、報道の信頼を大きく損なった責任をとらねばならない。

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百聞は一見に如かず

2007-01-29 20:43:04 | パソコンとインターネット
 「初めましてというよりは…いつもお目にかかっております。omotannです」てな感じで、珈琲工房サントスのパパさんと初対面を果した。

 昨年の10月半ばに三日月51さんフリーマインドさんを介して、ブログでお近づきになって以来、ネット上でのバーチャル・コーヒーではなく「是非とも本物のコーヒーを!」との念願がやっと叶った。

 美人の奥さんが目の前で挽き、立ててくださった噂に違わぬ“自家焙煎珈琲”を、かみさんと一緒にご馳走になり、お勧めの「ドミニカ バラオナAA」を豆で求めた。
 持ち帰りの豆には「コーヒーのおいしいのみ方」マニュアルが添えられ、店主のうれしい心遣いが窺える。
 店内には「500gより宅配」「オフィスにコーヒーメーカーを無料貸し出し」などの張り紙が目を引く。
 
 そうこうする内に、コーヒー豆の配達からパパさんがお帰り。
 若いじゃない!彼のブログの看板に偽りあり。貼ってある写真を過信・誤解していた。それもそのはず。小生とは高校の先輩・後輩であることは承知していたが、よくよく聞けば親子ほどのエイジギャップがある。
 まさしく「百聞は一見に如かず」だった。これからは何だか彼のブログの見方が変わりそう。

 先日はブログが縁でご近所さんになった三日月51・フリーマインドご両人とのオフ会を果したばかりだが、こうした出会いこそは、ブログの妙味である。
 会社をリタイアしてから、どんどん広がる新しい輪は意義深く、またしても感謝の一日だった。

 最後に重ねて申し上げる。瀬崎パパ、写真は張替えた方がいいと思う。

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免疫力を高める

2007-01-28 19:41:20 | 健康と医学
 毎月28日は、Dr.さとうからどんな話題が寄せられるかと、満を持するようになった。原稿を一番に目にすることができるのは何よりの役得であり、ウェブサイト管理者冥利に尽きる。 

 それもそのはず、振り返れば「Dr.さとうの健康コラム」は、回を重ね22回目となり、大半が28日の記事アップである。

 さて、今日のお題は「免疫力をつける」で、やや難しい内容となっているが、煎じ詰めると『あらゆる生物は、免疫力を発達させて、環境に適応し、進化してきた』ということ。
 
 人間の寿命は、最大125歳といわれているが、免疫力のすぐれた人のみが、80歳を越えられる。免疫力は、まさに身体の総合力。いい生活習慣をつみ重ねることによって、はじめて、十分な免疫力が形成されるそうだ。

 その免疫力を高めるには、
①淡色野菜を摂る
②砂糖はなるべく摂らない
③魚油(EPA、DHA)をとる  
④ストレス対策
⑤笑う
⑥適度な運動
⑦睡眠を十分に
⑧ぬるま湯で入浴を
⑨禁煙を
⑩風邪をひかない
⑪糖尿病のコントロールを
⑫ 口腔内を清潔に
 
 の12項目をあげておられる。

 免疫の仕組みとは、「自己」を消すことによって、宇宙のなかで生かされていると自覚することに尽きるようだ。
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南無大師遍照金剛

2007-01-27 22:04:44 | 暮らしと生活
   
   集力山 清福寺 吉祥院(赤磐市周匝)

 滞りなく義母の7回忌法要をすませた。とはいえ、夫々に事情があり、親戚も呼ばず義父と私たち夫婦の3人だけで、菩提寺である赤磐市周匝(すさい)の吉祥院において。

 住職は先代の孫の婿で、若いながら、読経の前後には必ず振るった説法がある。
「今日は荒れるとの天気予報に反して、前倒しで穏やかな日和となりました。法事といえば、普通は坊さんが出向くが、今日の様に時には、お寺へもお出かけください。電話は便利だけど、直接会って話すのはもっといいように、ご本尊さんの前で手を合わすのはいいことです。」

「昨今の教育現場の荒廃を耳にするにつけ、仏門に携るものとして義務のようなものを感じます。」
 
 最後に義父が、「この歳でお経を知らないが、毎朝手を合わせてお茶とご飯を供える時に、南無大師遍照金剛と唱えればいいのか?南無阿弥陀仏がいいのか?」の問いかけには、「南無大師遍照金剛で十分です」といわれ、納得したようだ。

 その義父は、帰りの車中「これで肩の荷が下りた。ありがとう」と、ホッと安堵の表情を浮かべた。

   
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