てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ネクストチャンス

2011-03-30 09:56:00 | 舞台、ライブ
 宝塚音楽学校では29日、第99期生の合格発表があり、未来のタカラジェンヌへの切符を40人が手にした。受験者940人という狭き門に、孫娘も果敢にも挑戦したのだが、残念ながら力及ばず涙を呑んだ。
 とはいえ東日本大震災の影響で試験を棄権した受験生が7人もおられたことを思うと、受験のチャンスを与えられただけでも果報者だった。

 岡山県関係の合格者は1人だけで、孫娘と同じ『サウンド・ステージ』のクラスメイトであり、孫娘の来年の再挑戦への大きな励みとなった。
 
 今年は宝塚歌劇団59期生諏訪アイさんの長女楠本沙樹さん(16歳)や香港からの受験者が合格するなどを聞くにつけ、改めて並大抵の力量では関門を突破出来ないと納得した。

 孫娘はセミロングヘアを少しだけカット、心機一転してネクストチャンスを期している姿をみて、精一杯応援をしてやらねばと思う。
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一周遅れの五十肩

2011-03-29 19:57:00 | 健康と医学
 何時の頃からか定かではないが、右肩に鈍痛がある。普段はそれほど痛む訳ではなし、服の袖を通す時とかシャワーに手を伸ばした時に痛みが走るくらいなので放置していた。

 ところが昨夜は、夜中にトイレに目覚めた折に珍しく暫く痛みで寝付けなかった。そして一向に快方に向かわずこじらせては厄介なのと、もしや悪い病気が起因しているのではという不安に駆られ、朝一で近所のRクリニック(整形外科)を訪ねた。

 レントゲン写真で見る限り骨に異常は認められず、下された病名は「肩関節周囲炎」。いわゆる四十肩・五十肩と診断された。
 肩関節周囲炎は、肩関節周辺の筋・腱・じん帯・関節包などの組織が炎症・拘縮を起こすために起こり、痛みや炎症は周囲筋をかたくしスムーズな動作を阻む。さらにこれが痛みを増強させ、より動かしにくくなるという悪循環が繰り返されるのだそうだ。

 原因ははっきりとは分かっていないが、私の場合はギターを窮屈な姿勢で長時間弾いたり、外出時にはショルダーバッグ(約1.8㎏)を右肩から袈裟懸けにする習癖なども一因と思われる。
 ほとんどの場合は時間の経過とともに痛みがとれてくるが、治療は早い時期に開始した方が治りも早いといわれている。

 今日のところは肩にヒアルロン酸ナトリウムを注射した後、消炎鎖痛剤を処方された。続いて理学療法士による温熱療法とリハビリテーション指導があった。

 同クリニックにかかるのは4年前の左頚椎間板症(筋筋膜症)の治療以来であり、この度は“一周遅れの五十肩”とはいえ、忍び寄る老化現象の前兆に愕然とするばかり。


ウオーキングの序でに摘んできた初土筆
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彼岸明けの墓地でボヤ騒ぎ

2011-03-28 14:41:00 | 暮らしと生活
 食事を終え、震災の行方を案じながら昼のニュースを観ているところへ、倅から「(先祖代々が眠る)墓から煙が立ち昇っている。火事じゃ。」との通報が入る。

 近くには寺総代を務める菩提寺があるので、「すわ一大事!!」と自転車で駆けつけていると、行く手の山の中腹から煙柱が認められ、既に消防車が4~5台でホースをリレーして放水しているようだ。更にもう1台の消防車やパトカーも急行する。

 現着すると山林に阻まれて煙すら見えない。また少し後戻りして遠見しているうちに煙が収まった。その間約10分ほどだが、幸いにも火の手が上がる前に鎮火した。

 ここのところ寒さが戻り、震災の被災地の方達に追い討ちをかけ、さぞや気持ちも沈んでしまうことだろうとお察しする。
 こちらの火災は大事に至らずほっとした。彼岸が明けて、これからユルユルと暖かくなりそうな矢先の、とんだボヤ騒ぎだった。


遠目にかすかに認められる煙柱(3月28日午後12時36分)

数台の消防車でリレー放水(同12時47分)

山林に阻まれて見えない火元(同12時51分)
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次世代代替エネルギー

2011-03-27 12:47:00 | ビジネスと社会
 かつて風呂用太陽熱温水器を活用していた頃のことを思い出し、改めてエコロジーの観点から本気で「太陽光発電(ソーラー発電)」導入のことを検討し、業者を絞り込んで諸々の説明を受け最終見積りまでとった。
 ネットでも存分に調べ尽くし、契約の寸前までいったのだが、結局は諸般の事情により2月26日に結論を出しこの度は涙を呑んで導入を見送った。

 原子力発電と大違いで、結構尽くめのソーラー発電に対する未練は断ち難く、再び好機が到来すれば是非とも実現したいと考えている。
 
 ただ、残念ながら一つだけ落し穴があった。営業マンのシミュレーションによると、「日照率を70%」と想定していることである。
 岡山市のここ1カ月の天気をざっくりと振り返ってみると、我がエリアで「終日快晴は6日間」しかなく、「一時晴れ」を入れても、到底延べ平均35%に満たない。ソーラー発電量はシミュレーションに比して半分である。これでは「資本投下して10年で元が取れる」の謳い文句が虚しく響く。
 晴れの国を標榜する岡山にしてこの有様で、更に日本では北海道と小笠原諸島を除く各地に梅雨シーズンもある。

 放射性廃棄物が発生する以上、原子力発電は常に危険と隣り合わせである。故に原子力発電廃止のための代替エネルギーとしては、太陽光発電が最も適していると考えるが、単にソーラーパネルだけを並べても全ての問題が解決する訳ではなかろう。更なるソーラー発電の研究開発を望むところである。
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一件落着

2011-03-26 17:36:00 | ファミリー
 東日本大震災を目の当たりにし、ブログに駄文を書き連ねるのさえおこがましく自粛をしていた。不幸にして被災された方々のことを思うと掛ける言葉もない。発生から2週間が経ち、道路や電線の復旧は進んでいるものの、生活物資の輸送はまだまだ十分ではないようだ。情け容赦なく時間だけは過ぎていくが、福島原発事故の行く末も難航し、影響の広がりが懸念される。

 拙ブログの小休止に伴い、各方面に要らぬご心配をお掛けしているようだが、お陰さまで当方は無事過ごしておりますのでご休心ください。

 94歳の義父が年明け間無しに台所で転んで腰の骨にヒビが入った。以来殆ど床に就くことが多く、あれから3カ月以上経つがなかなか快方に向かわない。
 ただ幸いにも、心の杖と頼りにしていた愛車を自主的に降りる決意をした。10月の誕生日までには運転免許証も返納するという。願ってもないこの好機を逃すことなく、家内と車の処分に奔走した。

 先ずは上がっていたバッテリーの充電からとりかかり、最期の車内清掃と洗車をねんごろに済ませた上で、懇意にしている町内のガソリンスタンド(車屋)へ持ち込んだ。ここで買った訳でもないのに、気持ちよく引き受けてくれた。年式からして査定価格はゼロなので追い金を覚悟していたにも拘らず、逆に「部品代」としていくばくかの金子までつけてくれた。

 義父にはその部品代と“遺影代わり”に洗車後の車を収めた写真を届け、私どもの役目を無事に果たした。写真は却って未練を残すかなと懸念されたが、大層感激した様子で、そのことを認めた日記を見せてくれた。ずっと寝たきり状態が続いている割には、相変わらず頭脳は明晰(耳が遠いので「聡明」とはいい難い)で、またしてもシャッポを脱ぐ一件だった。それと共に心配のタネが一つ片付きヤレヤレである。





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