てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

わが常備薬ベストスリープラスワン

2024-04-30 19:17:07 | 健康と医学

医学用語で「薬毒不二」という言葉がある。
“薬”は食べ物ではなく、身体にとっては薬はすべて“毒”なのである。
が、その毒を上手に使い分けることで薬ともなるという意味。

サプリメントが全く信用ならんという物騒な世の中。
ということで行きついたのがホームメイドが一番安心。

①先ずは杜仲茶の復活
杜仲茶の効能だが、血圧や血糖値の正常化、血行障害の改善、利尿作用、メタボリックシンドローム予防、関節痛の改善、肝機能の向上、鎮痛効果、ストレスの緩和などと、健康に良いこと尽くめの万能薬。

②なた豆茶の追加
なた豆にはいくつか種類があって、大別してつるなた豆、立ち(太刀)なた豆がある。
つるなた豆には赤と白があり、白いつるなた豆は毒性が少ない。
赤いつるなた豆と立ちなた豆はシアン毒が強いようで、この毒が体内の膿を外へ出す機能を持つそうだ。
日本でいう「立ちなた豆」こそは、英国では「ジャック・ビーン(Jack Bean)」と呼ばれ、童話 『ジャックと豆の木』のモデルになったといわれている生命力溢れる木である。

③キクイモの見直し
言わずと知れた“畑(天然)のインスリン”。
キクイモにはイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維が多く含まれている。 
イヌリンは水分を吸収してゆっくり腸内を動く特徴があるため、便秘の解消にも有効。 
腸内環境が整えば、免疫力の向上や肌質の改善、便秘の解消、新陳代謝の促進などの効果が期待できる。
うちではキクイモはスライスして天日干し→焙煎したものを取り置いているが、コーヒーミルを使って、パウダーにする。
このパウダーを常食の納豆に入れてかき混ぜる。またコーヒーやみそ汁にも入れる、ティーバッグでお茶出しなど用途は何でもあり。

④義弟の遺したアロエ
アロエは中国では古くから、解熱、殺虫、殺菌、下剤に有効とされてきた。 
また、湿疹、口内炎、やけど、切り傷の治癒にも使用されている。
日本では、アロエは主に樹脂が使用されている。
江戸時代から薬用として親しまれており、「医者いらず」と呼ばれるほど様々な不調に活用されてきた。
明治時代には下剤効果を目的 として取り入れられていたそうだ。

 

杜仲茶(左)となた豆茶

 


義弟形見のアロエたち

 


キクイモパウダー

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初生りイチゴ

2024-04-28 10:52:09 | 農事

今朝、わが家の初生りイチゴを確認。
16プランターにはStrawberryのbabyが鈴生り状態。
これまで美味しかった品種のランナーから育てて、やっと収穫の時季を迎えた。
栽培中のいまもランナーは伸び続けているが、花やいちごの実に栄養を行き届かせるために、収穫が終わるまではランナーを株元から1cmほど残して切り落とした。
例年ならばイチゴ大好きな孫子のGW帰省に間に合わないが、帰省を果たせない今年に限って収穫できそうとは何たる皮肉。
うちのイチばんなりイチゴは、味もイチばん!とイチばん尽くしで結構なこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

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葉桜寸前の宗堂桜

2024-04-27 13:08:05 | 花鳥風月

藤公園からの帰途、折角の通り道なので宗堂の桜ゆかりの妙泉寺跡に立ち寄った。
果たせるかな花はほぼ終わりかけ、葉桜になる寸前だが、家内が木の根元に珍しい野草をみつけた。
グーグルレンズで調べると、どうやらタツナミソウ(立浪草)のようだ。

※宗堂の桜
八重桜の一種で、花びらが60枚あり、花びらの内側の20枚ほどが内に向かってカール状になっている。他に類を見ない名花として岡山県の天然記念物に指定されている。

 

 

 

岡山県の天然記念物・宗堂の桜

タツナミソウ(立浪草)?

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フジ競演

2024-04-27 11:20:54 | 花鳥風月

昨26日は、GW入り直前のシーズンオフを狙って和気・藤公園へ。
にもかかわらずフジが見頃とあって、結構な人出で賑わっていた。
同園には沖縄を除く46都道府県と中国・韓国産の約140本のフジが咲き乱れている。
紫・ピンク・白、花房の長いものや八重のものなど様々な色や形のフジが咲き競う。

ここのところ、
2018/04/15 ファンタスティック藤」…大学OB写真展に出展
2022/05/01 4年ぶりの藤まつり
と夜間のライトアップが2回続いたが、今年は太陽光の下で甘い香り漂う中、じっくりと拝見。
昼、夜夫々に趣きが違ってこれまたよし。

 

2018/04/15撮影

2022/05/01撮影

2024/04/26撮影

2024/04/26撮影

2024/04/26撮影

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初にして最後の体験

2024-04-24 13:03:25 | 人生

山陽新聞のくらし面に毎水曜日掲載になる阿川佐和子さんのエッセイ「だいたいしあわせ」を楽しみにしている。

24日付け、タイトルは「初めてのお年寄り」。
瀬川瑛子さんとの遣り取りを通して、阿川さんの解釈に我が意をえたり。

「お身体はどこも悪くないですか?」
「悪いところが佃煮みたいにたくさんある」
「お尻のあたりが猛烈に痛くなって、でも私、歳を取るの初めてだったから、原因がわからなくてすごく悩んだんです」
 結果、その痛みは座骨神経痛だとわかったそうだが、「歳を取るのが初めてだった」というその台詞に私は胸を打たれた。
 誰でも歳を取るのは初めてだろう。でも、そう捉える瀬川さんの発想が素晴らしい。

似たような話。
高校・大学が同窓の、50年以上続く飲み会での昔の思い出話。
火葬場の近くにあった高校は、風向き次第で、例の臭いに悩まされ続けた。
特に昼食時だったりすると悲惨で、食欲減退に陥るほど。
そんな話しに及んだところでK亀先輩がこともなげに放ったひとこと。
「なんでもあそこ(火葬場)はエエところらしいで。行ったら最期、誰も帰ってきたものはおらん」
そんな亀さんが自ら実証すべく旅立ったまま5年が打ち過ぎた。
なるほど、確かに向こうはエエところらしい。

 

令和6年(2024年)4月24日付け山陽新聞くらし面より

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