てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

土用干し始まる

2024-07-30 11:28:24 | 農事

『夏草や 兵どもが 夢の跡』は、松尾芭蕉の名句。
この句の真意とは無関係に、ただ夏に生い茂る草は抜こうが、刈ろうが生えてくるのに手を焼くという意味で、決まってこの句を反芻しながら、2日間草刈りに大汗💦を流した。

 

そして昨29日から用水の水が落ちるのを見定めて、田の水を抜き、土がひび割れるほど(目安は鉛筆ほど)に干す。

 

土用干し終盤には、田に入りジャンボタニシの卵駆除、ヒエ抜き、畔草刈りをしたいところだが、如何せん“命の危険”を感じさせるほどの記録的な酷暑が続いており、炎天下での農作業は憚られる。


7月29日~8月5日まで1週間にわたる土用干しが終わり、再び水が入れば、水を求めて根を張り、倒伏しにくい稲へと育つ。

田圃の一角の日本イチヂクは、たわわに実を着けているが、残念ながら未だ青い。
併せて8年前に仲間入りした白イチヂク?が、数個実を着けており、今年は初味見ができそう。

日本イチヂク

白イチヂク?

 

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ラストワン・ハス

2024-07-29 09:24:55 | 花鳥風月

女房の誕生日を祝うかのように一番花を咲かせた鉢植えのハス。
あれから2週間余にわたりたっぷりと楽しませてくれた。
今朝は、2鉢の最後の一輪が清らかに咲いた。
8年前にハスに関心を抱き、タネから育てたことなど思い起こしている。
2016-07-06 ハスの実出芽

 

 

 

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宇宙への誘い

2024-07-22 13:24:41 | 旅行

今朝の山陽新聞のコラム「滴一滴」では、30年前の今ごろ宇宙を旅した、アジア女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんのことを「リケジョ」の先駆けと紹介する。

2024年7月22日付山陽新聞より

 

1994年7月20日、その日は午前4時前起床、2階ベランダから固唾を呑んで南の空を見守っていた。
同4時15分頃、果たせるかなスペースシャトル・コロンビアの光跡らしきものを発見、東の空へ消えるまでの1分半ほどを確とこの目に留めることができ感激した。

その朝は早起き序に後楽園の観蓮節へ足を運んだ。

観蓮節から帰り、念のため倉敷科学センターへ照会したところ、同センターの三島和久学芸員から「間違いありません」とのお墨付きメールを頂戴した。

1994年7月21日付山陽新聞より

 

 

1994年7月20日後楽園の観蓮節にて

 

話は前後するが、その4カ月前の1994年3月23日、フロリダのケネディ宇宙センターを訪ねたことが宇宙への関心を抱く第一歩となった。
IMAXシアターで、視野を覆い尽くすばかりの巨大スクリーンに、NASAが撮影した素晴らしい宇宙の映像が映し出されるのを息をのんで観た。
宇宙飛行士しか体験できない光景を、生の迫力で疑似体験(VR)したが、その映像ビデオを土産に持ち帰った。

1994年3月23日~27日オーランドの旅より(ビデオからのキャプチャー)

 

 

今朝のわが庭に花開くハス

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コロナ第11波(KP・3)

2024-07-21 10:21:04 | 健康と医学

品変えて迫るコロナで「11波」…笠岡市・鈴木章夫 

今朝の山陽新聞「時事せんりゅう」に掲載された一句に目が留まり、依然続くコロナ禍を想起した。
昨年5月8日に5類移行後も、外出時のマスク着用こそ身についたものの、すっかり“コロナ慣れし”、慢心があった感がする。

しかし、全国的に感染者数は10週連続の増加となり、広がりやすいとされる「KP・3」が主流。
特に過去の流行でも夏に感染拡大が見られており、専門家は「第11波に入っている」との見方を強め、対策を促している。

かからない・広げないことが大切で、せめて「うがいと手洗い、外出時のマスク」くらいは励行したい。

ゆめゆめ、コロナのことを忘れるな!

 

写真は本文と関係なく、今朝のうちの庭のハスです。

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重責樋番

2024-07-19 11:03:51 | 農事

今日・明日と樋番が回って来た。
元来当地は農村地帯で、水田に農業用水を供給する用水路が張り巡らされている。
用水の上流には樋門を設けてあり、この樋門を午前6時に上げ、午後2時には下ろして水位を調節している。
現在では町内の10数軒の農家が2ローテーション×2日間、交代であたっている。

『水見半作』といわれるように、水管理が稲作の半分を占めるほどの大切な作業のため、樋番は重責である。
水門の開閉を忘れると大変なことになり、樋番を忘れぬよう指に輪ゴムをはめて注意を喚起している。

田植え時には水加減を誤ったばかりに気を揉んだ水田だが、お陰様で稲は順調に生育し、青々とした絨毯を広げており、全くの杞憂に終わった。

水田一角のイチヂクは、稲の生育と歩調を合わせるかのように沢山実をつけている。
8月~10月が旬のイチヂクは、様々な効能をもつ果物で「不老長寿の果物」とも呼ばれている。
甘くて美味しいだけでなく、栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富。

 

 

 

 

 

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