わが健康管理のためにApple Watch(A・W)を四六時中腕にはめて丸3年になるが、当方の思惑通り“救世主”になろうとは!
29日起き抜けにくだんのA・Wが「心房細動および高心拍数の兆候」の警告を発した。
慌てて心電図をとれば、これまでみたこともないスパイク状の波形が不規則に出現し、基線は直線にならず全て細動波が持続。
血圧計はエラーが出て測れず。
かかりつけのHクリニックが開くのを待って、主治医に経緯を説明した上で諸検査を受ける。
同院には小生の循環器に関するカルテ(22年4月分と24年4月分)があるので何かと都合がよい。
【検査の結果を踏まえて主治医のご所見】
・脈は速めだが正常値(80~90)に戻っている。
・超音波で心室は元気で4月と何ら変化なし。
・左心房の大きさ、体積とも正常値内。
・レントゲンも前回と比べて腫れはなく正常。
・今朝心房細動は30~40分、あるいは夜中に6回もトイレに行ったのなら、もっと出ていたのかも。
・心臓の機能が低下して心臓への負担を示すNT-proBNP数値は、52pg/ml(標準値~125)と4月よりちょこっと上がっているが、一応正常値。
・HbA1cは6.8%(4月7.4%)と若干改善し、心臓の力は保たれている。
・貧血は大丈夫。甲状腺ホルモンは全く正常で、犯人はここには居ない。
・肝機能もまた正常。
・コレステロール善玉が多くで、悪玉は120を切りたいところだが達成(LDL-Cが117)できている。
・今回アプローチ(A・W)を着けていたから分かったが、もし分らんまま丸一日以上続いていたら脳梗塞の原因になっていたかも。
【今後の治療方針】
75歳超え1点、糖尿病1点、高血圧1点などの採点で、2点以上持っている人は脳梗塞予防の血液サラサラを飲むべきというガイドラインが示されている。
1日分1錠が@600円ほどと高く、現在はジェネリックがないが12月には特許の切れる「イグザレルト錠15㎎」を処方される。
初めて心房細動を起こした人への積極的治療は、カテーテルアブレーションがあり。希望ならいつでもやる。
年齢と共に心房細動の頻度が上がる。糖尿のコントロール、血圧の管理が大切。
今回は自然に(細動が)止まってくれたし、早期発見出来て事なきを得た。
まさにA・Wさまさまだ。
余りにもプライベートな話なので、SNSにアップすることには些か躊躇がありましたが、もしやお隣りさんの中に予備軍がおられたらご参考までにという想いから恥を忍んで認めました。
長文・駄文失礼いたしました。
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2024年10月29日午前6時58分の心電図