てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

究極の贅沢品

2007-04-30 12:11:44 | グルメと料理
 

 県外に住む長男、二男家族ともに、夫々に事情があって今年のゴールデンウィークは帰省が果せない。

 そこで今日は二男夫婦から母の日に先駆けて、孫の写真とメッセージが添えられてプレゼントが届いた。 一昨日の電話では中身を明かされていなかったので、期待に胸躍らせ梱包を開けるかみさんの手がもどかしい。
 
 ジャ~ン。
 『紀州五代梅「心」』が桐箱に入り、更に1つ1つ和紙に包まれ、あたかも宝石箱にでも保管されているかの如くに現れた。
 「うわっ凄い! こりゃ~食べるのが勿体ない。」と思わず歓声があがる。それもそのはず、たかが梅干で1粒300円という超贅沢品だ。
 嫁からのメッセージには「母の日、たいしたことできませんが、梅でも食べてほっと一息ついて…」とあるが滅多なことで、いや二度とは口にできない代物だ。

 芸能人の御用達お土産ベストで、TV番組や雑誌でもよく紹介される一品。最近では藤原紀香さん・陣内智則さんの結婚式の引き出物として使われたことでも知られる。

 今回のプレゼント選定には二人の頭を悩ませたようだ。電話で希望を尋ねられても、「何でもあるから(気を遣わんで)」と口を濁していたもの。
 それにしても倅のお薦めだそうだが、梅干の苦手な倅がまた何で…。(;^_^A)

 かみさんのお相伴に預かり、茶時にじっくりと味わいながらいただいた。こんなに大粒でふっくらした梅は初めてだった。甘みと酸味のバランスが絶妙で、まことにまろやかではある。後を引きそうな、複雑な風味であった。
 これを究極の贅沢品の味というのだろうが、一方でモノの適正価格ということが分からなくなったのは確かだ。

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医食同源

2007-04-28 09:37:24 | 健康と医学
 ある方から「<人参・リンゴジュース>は血糖値改善に大きな効果がある」と勧められ、ネットや本で裏付けをとった上、半信半疑で始めて一週間が経過した。

 何と立ち所に改善の徴候が顕著に現れた。
1.グルテスト(小型血糖測定機)の数値が、「167mg/dL127mg/dL(-40mg/dL)」に下がった。
2.体重が一日約200gずつ減少し、「85.6㎏84.6㎏(-1kg)」に落ちた。
3.以前にも増して便通が良くなり、体内の老廃物(宿便)が出尽す感じ。
 すんでのところ少々ウエストが窮屈になったズボンを買い換えるところだった。

 石原結實医学博士の提唱する『朝だけ断食』である。『朝食を<にんじん2本とりんご1個>で作る生ジュースを飲み、1日のカロリー数を減らし、しかも、朝、胃腸に負担をかけないことで、排尿や排便などの排泄現象を促して、ダイエットをしよう』というものである。
 小生は「3食きちんと食べる」食生活がベストと信じているので、この1杯の生ジュースに続いて、トースト半切れにチーズやハムをのせて、コーヒーで頂いている。

 石原結實先生の著作は50以上にのぼるといわれており、気になるのが断食をテーマにした健康法である。特に『やせる!病気が治る!石原式「朝だけ断食」―にんじんジュースで血液サラサラ』や『プチ断食美容』、『プチ断食お気楽ダイエット―どうしてもやせられない人のための』がお勧めのようだ。この他にも、全身が若返る食事のことや内臓の強化法、そして生活習慣、気や血のめぐりをよくするための方法など色んな健康法が紹介されている。

 テレビの健康情報番組における捏造問題で信用失墜している昨今だが、<人参・リンゴジュース>は、かみさんと二人で治験した実効レポートである。

 ただ、人によって適不適があったり、副作用やリバウンドがないとも限らない。あくまで自主判断で納得の上、実践されることをお勧めする。

 「医食同源」という言葉があるが、病気の発生・予防・治療に、食物が大きなウェイトを占めているのは紛れもない事実であり、食の大切さを再認識した。これからも、口にする食物に感謝を込めて頂きたいと自戒している。

【参考サイト】
石原結實先生特別講演会
石原結實
石原結實
毎日健康
はじめてのファスティング入門
出す為に飲むそれがニンジンリンゴジュース



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今日を大切に

2007-04-27 21:35:20 | 健康と医学
 ものには必ず終焉がある。いつかは迎えると覚悟はしていたが、「Dr.さとうの健康コラム」の最後の原稿が届いた。

 なかいサイトの立上げと同時に2年此の方、決まって月末には完全原稿を寄せて頂いた。回を重ね<シリーズ23>で、先生が仰るように『健康の要点はほぼ網羅』して完結した。

 人様に先駆けて拝読できるのが、ウェブサイト管理者の特権で、鶴首して月末を待った。タイムリーなネタによる叱咤激励に生活習慣を改悛し、心の琴線に触れる言葉で心のあり方までご教導いただいた。
 最終回にふさわしく「百寿者に学ぶ」と締め括られた。その中でキリストと釈迦の言葉を引用しておられる。

 『我々が生きているのは、「今、ここに」だけ。今日一日を大切に生きる。』
 歳の所為も手伝って、近年頓にこのことに思いを致しているところだった。

 古来、中井町内からは幾人もの優れた医者を輩出している。その中でもDr.さとうこそは、「医は仁術なり」を彷彿させる御仁である。この度の公会堂の再建にあたっては、破格のご寄付を賜った。
 「なかい」への連続寄稿も、町内に4軒あるお医者の中で、唯一のお方だった。
 御母堂の里は拙宅の3軒隣で、わがお袋と同姓同名の上、年恰好まで似ている。兄上は小生と高校の同窓になる。

 Dr.さとう、どうも有難うございました。またご縁がありましたら、宜しくお願いします。

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道すがら

2007-04-23 19:07:27 | 暮らしと生活
-ウォーキングの道すがら目にする光景二題-

 先ずは「2月に青田!?」で紹介した麦畑。 あれから2カ月足らずで、すっかり穂が伸びた。
 麦の穂が黄金色に輝く“麦秋”の頃に、改めてこのアングルで狙ってみたい。

2月中旬の“緑のじゅうたん”

麦らしくぴょ~んと伸びた穂先

 一方、「戦国時代の中島城跡?」は、ほぼ1年を経て発掘調査も大分進んでいるようだ。下の2枚目の写真中央部には土器の破片が見える。




中央部に見えるのは土器の破片

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度忘れ

2007-04-22 09:20:35 | 健康と医学
 朝一番、市議会議員選挙の投票に赴き、清き一票を投じてきたはいいが、とんだハプニングに出くわした。

 投票用紙を受け取ってボックスに向かい、いざ記入しようエンピツをとった途端に、あろうことか意中の人の名を失念してしまった。ボックスの前面に掲示の立候補者一覧表をたどるのだが、頭が真っ白になり一向に思い出せない。 その間数分のことなのだが、あまり長く立ち止まると立会人から不審がられるのではとの懸念が先に立ち、焦るばかりで余計に思い出せない。

 ふと見ると立会人の中に幼馴染の○野がいたので呼び寄せ「故あって場外で(家へ)ケイタイをかける間、これ(白紙用紙)を預かってくれまいか?」と尋ねた。 勿論許されるはずもなく、事情を察した○野は、憐憫の眼差しで目の前の立候補者一覧表を指し示すばかり。
 しかし、これがきっかけで当方の置かれている状況を立会人に周知してもらい気が楽になり、改めて心を鎮めて立候補者一覧表を見る内に思い出して事なきを得た。

 一瞬の出来事だったが、いかなる状況下にあったとはいえ、今回の件で「とうとう認知症がついたか?!」と背筋が寒くなり、忸怩たる思いだった。
 昨年末に倅が脳梗塞で倒れたのを機に、家の中でも席を離れる際には、かみさんに「ちょっと風呂に入ってくる」などと、行先や用件をこまめに伝えるほど用心している。
 今日のような経験は初めてのことだ。謂う所の「度忘れ」というやつだ。

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