命を繋ぐ（スズラン）

　雨上がりの庭の一隅に、チョー遅ればせながら待望のスズランを見つけました。義妹の形見でもあるこのスズラン、昨年は一株だけ芽吹いたので安堵したのも束の間、ある朝のこと虫にでもやられたのか、先っぽがぽっきり折れていました。代役として葉っぱと花姿がちょっと似のアマドコロ（甘野老）を植えて、スズランが息を吹き返すことを託していました。

　時期が来ても一向に芽を出す気配がなく、諦めていたところへの朗報です。ネットで調べてみると、比較的容易に株分けで増やすことが出来そうなのですが、うちのスズランはどうも育ちが悪い。皮肉にも傍らのミョウガやシャガは地下茎がどんどん増えて席巻されつつあるので、適期を見計らって別の場所へ植え替えをし、何とか命を繋げて行きたいと念じています。（お断り：facebookに同文掲載）






向かって一番左が息を吹き返した形見スズラン

根回ししくじる

　さて何の花でしょうか？そう、土佐文旦の花が真っ盛りです。
　昨秋、イチヂクと文旦の疎開に際し、イチヂクは挿し木で難なく発芽したのですが、文旦だけは根が張っていたため、根回しが不十分で移植をしくじった様です。一応文旦のタネは植えてあるのですが、とても待ちきれずホームセンターで苗を求め、鉢植えにしてやっと得心しました。改めて“根回し”の大切さを思い知った次第です。（お断り：facebookに同文掲載）

新参の花たち

　趣味に「ガーデニング」を書き加えるには、ちとおこがましいですが、庭の手入れをしていると、目も身も心も癒されるパワースポットです。時を忘れさせ、いつまで居ても飽きることがありません。
　ここ１、２年内にわが庭に仲間入りの頂いた花ばかりを並べてみました。ボタンやクンシランは満開で、シランがやっと蕾を上げて来ました。間なしに開く赤紫色の華麗な花が楽しみです。（お断り：facebookに同文掲載）

挿し木→接ぎ木

　昨秋、故あっていちぢくの古木を伐採する羽目になり、それが忍びなくて、毎年うちのいちぢくを心待ちにしてくださっていたあちこちに挿し木苗を配りました。
　春の訪れとともに、次々に無事に芽生えたと朗報が寄せられていましたが、極めつけは松山の旧友が興奮気味に知らせてくれたことです。

　美味しい果物や珍しい植物などに出会うと、種を播いたり挿し木にする癖があり、直近ではポポーやキンカンがすくすくと育っています。惜しむらくは、実生苗や挿し木だと生育・開花・結実に限界があるので、モノによっては「接ぎ木」しなければなりません。それにはまず台木の養成や接ぎ木技術が求められます。更なるステップ・アップに挑戦です。（お断り：facebookに同文掲載）


※いちぢく後方の鉢は、種から育てたポポーとロウバイ

花まつり（灌仏会）

A birthday party of お釈迦さま. In 後楽園.（お断り：facebookに同文掲載）