富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉市立埋蔵文化財センター見学する

2017年05月27日 | 文化財
当該センターは市内の発掘調査で出土遺物(資料)はすべて運びこまれ、埋蔵文化財の調査・研究の拠点として1990年に開設された。大切な業務は、①報告書作成、②資料の保管、③保管資料の公開などがあります。業務工程は、考古学という学問の方法で進められていまが、出土遺物(資料)は大量で、その工程は並々ならぬ忍耐と努力が必要で、遺物(資料)の展示(公開)はほんの一部に過ぎません。その工程は、1.水洗は大小問わず一個ずつ、筆等で丁寧に土等付着物を洗い落とす。2.注記は一個ずつ場所、年月日、地層等を記入。3.接合は大量の破片を一個ずつ突合せ(セメダイン等で)接合(大変)。4.復原は接合欠如部分を石膏等で補修。5.拓本は遺物の上に湿った和紙をのせその上より墨を塗り拓本。6.実測は縦、横、高さ、厚さ等を実測。7.報告書作成。と言う気の遠くなる地道な作業工程です。本日(5月24日)は同センター粟田薫氏(文学博士)の講義を受け、センターの状況、実物の一部を紹介いたします。見学は事前予約必要2017.05.24 撮影 . . . 本文を読む
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