2017.5.5.5:09 富田林市美山台
大和よりみる二上山の夕景は、古の人に多くの感動を呼び起こし、そこに西方浄土をみた。
万葉の人々がそうであるし、中将姫もそうである。磯長に眠る王陵の谷の主人公もそうであろう。
また、そのように見えることが確かにある。
想いと現実が重なる瞬間である。
2017.5.6.5:02
大和において、夕日の向こうは西方浄土、人々がそう信じたのも無理はない。
夕刻を真赤に染め、二上山の落日は、この世で見る極楽浄土の眺めである。
2017.5.5.5:09
ところが、真逆の世界が存在する。南河内から見た朝陽がそれにあたる。
2017.5.5.4:56 日の出の20分前に、雲間に真っ赤な朝焼けが出ることがある。
2017.5.6.5:02
朝焼けのむこうには、昇るべき太陽がある。
2017.5.6.5:00
3分ほどでその感動は消えていく。
2017.5.5.5:20 日の出
この間から、昇る太陽に意義があるとおもう。
2017.5.5.5:23 美しい日の出の瞬間。
世界中でこの日に、ここでしかみられない。
2017.5.6.5:17 直ぐ
2017.5.6.5:20 大和葛城山(左)と金剛山
2017.5.5.5:13 つつじと二上山
2017.5.5.4:56 はばたく
2017.5.6.5:25 金剛連山 二上、葛城、金剛
あのむこうに、中将姫が住まわれた當麻寺、飛鳥、大和がある。
〈画面をクリックすると富田林市からの夕焼けも見れます〉
関連記事: 二上山からの日の出 - 美山台2015.5.6. 2015.5.9.
二上山からの日の出-美山台より 2016.5. 2016.5.7.
撮影日:2017.5月5日、6日
2017.5月9日 ( HN:アブラコウモリH )
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