これは、おそろしい鬼さんですね。しかも、金棒まで持っています!
お守りするのは、賽銭箱!?
富田林市 伏山地区の安楽寺です。
いかにも極楽浄土を思わせるようなお寺の名前ですが、ここには「天明三年 太神宮夜燈」一基、「西国三十三度供養塔」が四基もあります。
寺池 1
寺池越しの金剛山はいつみても美しいと思います。寺池台の住宅地の中に、こんな景観が存在するとはとても思えないですね。ずっと未来に残していきたい故郷の景色ですね
寺池 2
この寺池は江戸初期に現在の半田地区の人々によって作られた溜池なんです。
現在、富田林市と大阪狭山市が半分ずつ領有していますが、水利権は大阪狭山市にあります。池の中ほどに競泳プールにあるようなコースロープフロート(コースの仕切り)があり、ここが境界となっています。寺池にもプールのように第一コース(富田林市)、第二コース(大阪狭山市)があるのですね。
おお、これは山内丸山遺跡か、はたまた吉野ヶ里遺跡か!?
いいえ、府営錦織公園の展望台です。
それにしても。ヒトは高いところが好きなのは、遺伝子情報としてインプットされているからでしょうか?
その目的は違うかもしれませんけれど、縄文時代も弥生時代も斯くの如しですね。
山内丸山遺跡 縄文時代、青森県青森市
吉野ヶ里遺跡 弥生時代 佐賀県神埼郡
特に日本人は高いところが好きなような気がします。古墳時代の応神天皇陵や奈良時代の大仏様そして古代の五重塔、戦国や江戸期のお城の天守閣、現代におきましては、東京タワーからスカイツリー、そうそうビルではあべのハルカス...
やっぱり高いところが好きなんですね。
展望台からのながめ
気分爽快になりますね。お釈迦さまの涅槃図のような金胎寺山。右側のお顔の部分が山の頂上で296.2mあります。富田林市で一番高い山。
金胎寺山というのは凄いネーミングですね。金剛界と胎蔵界の両界の名前が付いた山。かつて金胎寺や金胎寺城も存在しました。
そういえば金剛山や金剛駅も金剛界。仏教用語のネーミングですね。
脱線しますが、堺市美原区・東区も仏教用語に関係する地名が多いです。
丈六・菩提町・阿弥・小寺・真福寺・大饗など
【関連ブログ】
富田林市で一番高い山 金胎寺山 2013.12.27.
じゅんさい池のカワセミくん 1
お昼ご飯をねらうカワセミくん。よくここへやってきます。
じゅんさい池のカワセミくん 2
ピンボケですみません。エサを獲るところも見ましたが、すばしこくって写せませんでした。
じゅんさい池のカワセミくん 3
カワセミくんは、富田林市ではあちこちで見かけます。
聖音寺の人丸塚
聖音寺は真言宗の無本寺。この碑は柿本人麻呂の石碑で「人丸塚」との伝承がありますが、定かではありません。本堂の中に安置されている如意輪観音座像は大楠公さんの身代わりになられたという、矢疵(やし)観音の言い伝えがあり、境内は小さいものの独特の雰囲気があります。
あっ、そうそう...
この人丸塚、餃子消費量日本一の栃木県民の誇り、「宇都宮餃子像」とすこし似ていませんか
【行程表】
南海 金剛駅→ (中高野街道)大阪狭山市半田地区 風輪寺→ 富田林市伏山地区 安楽寺→ 寺池→ 錦織公園 ☆河内の里
☆展望台 ☆ささごいの丘→ 錦織地区 聖音寺→ (東高野街道)→ 近鉄 滝谷不動駅
2014.10月17日 (HN:アブラコウモリH )
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