富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

狭山池歴史ウォーク

2024年12月18日 | まちめぐり

2024年12月8日 9:55 10時にさやりんBASE(ベース)に集合です。

11/1~12/16 狭山池博物館が臨時休館のため、ここから出発です。

 

10:00 参加者は約15名。「池底ツアー」でおなじみ、狭山池博物館のボランティアのみなさんに案内していただきます。

池底ツアー2024 2024.2.24

 

金剛山を眺めると冠雪しています。積雪3cm、現地気温マイナス2度。

 

今年2回目の冠雪だそうで、初冠雪は11/30 積雪1cm、気温マイナス1度でした。

 

10:06 説明を受けながら、堤防に沿って、常用洪水吐似に向かいます。

 

晴天で少し風が強く寒いですが、景色がいいです。

 

白く輝く大平和祈念塔と丘陵の紅葉。

 

常用洪水吐に着きました。夏のアオコの発生防止のため、冬場に徐々に池の水を抜いています。

 

10:15 ボランティアの方から詳しい説明がありました。高さの設定など科学の粋を結集して作られたことがわかります。

 

幕末の頃にここに移された龍神社と龍神淵。これも狭山池の水下の洪水や干ばつが原因で、狭山池の龍神を鎮める為に祀られたようです。

 

10:46 狭山池博物館のある北堤での説明。これまでに、周囲の山や水越水論、龍神社の謎、河内名所図会での狭山池などについて詳しい説明をいただきました。

この堤防の道が下高野街道で、文久三年に公卿中山忠光を主将に天誅組が堺より富田林の水郡邸に向かった街道です。

 

11:13 国史跡 狭山池の記念碑。平成27年3月10日に狭山池が国の史跡に指定されました。それを記念して作られた碑。

ボランティアさんの説明によると、この碑には秘密が隠されていて、幅が史蹟に指定された年2015年の「2015ミリ」、奥行きが狭山池が築造された616年にちなみ「616ミリ」だそうです。

しかも狭山池で重源さん中心に25もの石棺や天井石が再利用されていますが、当時石室に主に利用された高砂市の竜山石(凝灰岩)でできているそうです。

 

11:22 クリスマスのイルミネーションが今年も夜間点灯されています。

 

点灯期間は12/7~12/25。

 

取水塔の数字は何かと思ったら標高を示しているそうです。

狭山池付近は結構標高が高い。標高82m。同じ緯度で、富田林じないまち66m、石川50m。

 

11:33 外人さんの団体が博物館前に集合していましたが、この日はあいにく臨時休館日。

 

ここからみた万博公園 大観覧車「オオサカホイール」 高さ日本一 123m 距離33.4km。

太陽の塔も上部が見えるそうです。 

 

半分隠れた大阪城。高さ 建物41.5m 石垣13.3m 総高54.8m。 距離20.2km。

狭山池から大坂城が見えるぞ 2024.10.16

 

なんとまあ、カワウの集団。豊岡のコウノトリもやってきたことがあるそうです。

 

11:36 あとわずか、さやか公園が帰着ポイント。

 

きょうは風が強く、トンビが舞っていました。脚になんか持っています。

 

11:42 さやか公園に到着。ボランティアの方にいろいろと詳しい興味ある説明をしていただき、ありがとうございました。目から鱗のお話もお聞きしました。

 

狭山池名物の凧揚げ。風が強い日は立体凧も上がります。

写真撮影:2024年12月8日

2024年12月18日 アブラコウモリH

 

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