富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

除夜の鐘ーとんだばやし寺内町2023

2024年01月01日 | 夜景

2023年12月31日 23:30 富田林市富田林町 浄土宗 知恩院派、天正山 神宮院 西方寺

西方寺は寺内町の河岸段丘を降りた町のはずれにあります。

とんだばやし寺内町には4つのお寺がありまして、町に鐘楼をもつ3つのお寺の鐘が毎年大晦日の夜に響きます。

 

23:33 その3つのお寺の除夜の鐘を撞きに行くのが我が家の慣わしとなっています。

 

23:51 大晦日から元日にわたって撞かれる除夜の鐘。

小さいころから、「紅白歌合戦」が終わったころに窓を開けると聞こえてきた3つの除夜の鐘。

音の高さや音色と響きがそれぞれ違う鐘の音を「ゆく年くる年」を見ながら聞いていました。

*画像が乱れ、申しわけありません。

 

23:55 近所の方々が多く集まってこられています。

 

0:04 つぎに、年が明けて、融通念仏宗 半偈山(はんけいさん)三仏院(さんぶついん)浄谷寺

 

 

0:03 ここも多くの方が来られています。

 

0:08 本堂 鐘楼とともに本堂もお参りできるように開けていただいています。

除夜の鐘の前に、「数珠繰り」が行なわれていたようです。

 

欄間の麒麟

良いことがある前触れとして姿を現すといわれます。

 

麒麟は外陣に一対配されています。

太平の世の印として、幸せを招く霊獣です。

 

0:16 喜んで鐘を撞く投稿者。

除夜の鐘は煩悩の数を表わす108回。四苦八苦の意味で四×九(36)と八×九(72)を足したものとする説もあるそうです。

 

0:17 梵鐘は戦中に供出され、成分分析のために4つの穴を開けられました。

そして、終戦により溶解をまぬがれて、お寺に帰ってきた「平和の鐘」。

銘:「河内石川郡 富田林 浄谷寺什物 月山代 宝暦五乙亥歳三月吉日」 

 

0:23 城之門筋堺町にある浄土真宗興正派 興正寺別院(富田林御坊)。寺内町が作られた時の中心となったお寺です。

富田林じないまち(富田林町)のこの3つのお寺はすべて宗派が違います。浄土宗の西方寺、融通念仏宗の浄谷寺、そして真宗興正派の興正寺別院。そして、興正寺別院の向かいに真宗本願寺派の妙慶寺があります。

 

0:31 御本尊の阿弥陀如来立像。見えにくい。

 

富田林興正寺別院本尊阿弥陀如来

阿弥陀如来立像 興正寺別院HPより

 

0:32 興正寺別院は令和の大修理を控えて整理中。本堂の両側をシートで閉鎖しての参拝となりました。

 

0:28 鐘楼 文化7年(1810)の建築 国の重要文化財

今年は「辰(たつ)」年、「立つ(たつ)」年になるように、また龍(りゅう)のように「隆(りゅう)盛」できるようにありたいものです。

関連記事:〈リバイバル・アーカイブス〉除夜の鐘ーとんだばやし寺内町2022 2023.1.3

除夜の鐘 - とんだばやし寺内町にて 2016.1.1

写真撮影:2023年12月31日、2024年1月1日 

2024年1月1日 (HN:アブラコウモリH )

 

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