2021年9月18日 12:17 富田林市錦織東一丁目 深溝井路沿いの彼岸花
段差は河岸段丘。手前は氾濫原。
現在、氾濫原は人工の堤防で守られています。
氾濫原と左の河岸段丘面のきわを深溝(ふこうど)井路が流れ、土手面の保全(おごろ除け)のために、彼岸花が植えられています。
普段は目立たない土手面ですが、この時期彼岸花で真っ赤に色付きます。
田んぼの畦にも彼岸花。
モグラに穴を開けられて、井路や田んぼの水を抜かれては困ります。そのため、モグラのエサとなるミミズが近寄らないよう、彼岸花の猛毒でバリアを張っているわけです。
自然に生えているわけではなくて、大事なところには彼岸花。人の手で植えられました。
今年はかなり早いようで、例年ならまだほとんどつぼみの状態です。
彼岸花がきれいに咲いている時期は結構短く、時期を過ぎると咲いていても色があせたりの疲れた感が出てしまいます。
色と毒性で嫌う方もありますが、私は大好きな花のひとつです。
深溝井堰 ここから取水して、石川左岸を灌漑しながら4.6㎞流れ、喜志の粟ケ池に至ります。
雨上がりの後に、大きなキノコがニョキニョキ。
ホットケーキくらいの美味しそうなキノコ。でもこいつも毒があるなぁ。
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写真撮影:2021年9月18日
2021年9月21日( HN:アブラコウモリH )
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