天皇の御公務軽減を
天皇陛下、不整脈は落ち着いたものの胃腸に炎症があるという。宮内庁は、精神的、肉体的なストレスが原因と考えられるとの見解。負担軽減のため、年末年始の日程などを見直すという。是非、そのようにお願いしたいです。
激務ですから、過労だと思います。もうすぐ75歳になられる。還暦で退職し、のうのうと暮らしている人が多い中、75歳で、当たり前ですが現職で公務をこなしておられる。天皇に定年退職はない…仕事の一部を皇太子殿下にわたし、負担を軽くしていただきたいものです。
日本人の中には、皇室をよく分かっていないのに、「皇室は、不要」と、言う出す人がいてあきれます。学識経験者の中にもおられる。
「皇室が存在しなければ、どれだけの税金がほかにまわせることか」(これを言う人が多い。恩を仇で返そうとする輩)
「皇居の土地、有効活用が出来そう」
「税金で酒を飲みすぎ、入院した皇族がいた」(ホントか?)
「存在価値が解らない」(解らなかったら学習しなさい!)
言わせておけば、もうめちゃくちゃ。おそれおおくも、皇室を批判するのであれば、内容を調べてからにしていただきたいものです。
まず、日本の皇室は、現在の日本国につながる国家が始まって以来続いている。地球上に現存する最古の皇統です。このことだけでも、日本国民として誇らしいです。絶やしてはならないと思います。オマエは右翼かって?天皇と言うとすぐにここへ結びつける一部の人たちがおられますが、私は、ノンセクトラディカルです。
皇室がどんな活動をしているか・・・
閣議決定の書類は、毎回、天皇陛下のお手元に届けられる。陛下は,これを丁寧に御覧になり、御署名や御押印をなされる。年間、何件あるか?約1,000件です。これだけでも激務です。平均すると、年中休みなしで、1日約3件の膨大な書類を読まなければならないのです。
思いつく御公務を、順不同、ジャンル不同で連ねると…新年祝賀、親任式、認証官任命式、勲章親授式、信任状捧呈式、歌会始、一般参賀、社交の会(春、秋)、宮中祭祀、行幸・行啓、国際親善、社会福祉や教育など社会的な活動、式典の主賓としての列席及び祝辞・弔辞・開会または閉会の「お言葉」として挨拶、医療・社会福祉施設・児童施設への訪問、戦没者の慰霊碑などへの参拝・・・ まだまだたくさん。雑な書き方で失礼なのですが、まとめようにもまとめきれません。
拝謁,御会見,茶会,午餐,晩餐などの行事は、年間約200回!
昨年中に両陛下がお会いになった外国からの賓客は、71人。着任・離任で挨拶に来た、46か国の大使にもお会いになられ、お言葉をかけられました。日本から外国に派遣される大使夫妻についても,赴任前・帰朝後にお会いになられました(平成19年は、113か国から帰朝そして赴任でした)。
国の、内も外も、天皇陛下がいかに重要な役目を担っておられるか!日本国民は、その御公務の恩恵を被っているのです。税金がどうのこうの…と、言う人たちにも恩恵を与えてくださっておられるのです。そのあたり、知らない国民の方が多いのかも知れません。
柔道の、山下泰裕さんが選手時代に骨折をしました。その2年後の園遊会(1982年春)で、天皇陛下が、山下選手にお言葉をかけられました。
「柔道は骨が折れますね」
さて、この意味ですが、「柔道はハードワークでたいへんですね」なのか「(そのまんま)骨折しましたね」なのか?
山下選手は、咄嗟に…
「もう、治りました」
天皇は、園遊会への招待者についてレクチャーを受けているので、一人一人にどんな言葉をかけるかシュミュレーションして臨んでいると思います。山下選手の受け取り方で正しかったのか?この会話で、「天皇と国民の距離が近づいた」と、歓迎の報道がありました。私は、歓迎しません。天皇は日本国民ではないのですから。かけ離れた存在であっていただきたいのです。天皇だって日本国民だろうって?勉強してください。
今年10月、秋の園遊会。北京五輪柔道の金メダリスト、石井慧選手が招待されていました。
折から、石井選手は、プロの格闘技に転向するとの噂の中におりました。しかし、本人は、口を濁しておりました。天皇陛下が、一人一人に声をかけて、いよいよ石井選手のところへ来られました。「柔道は骨がおれますね」かな?正直、それを期待していました。陛下の口から出たお言葉は…
「次の五輪も目指されるのですか?」
いやはやズバリと来ました。そのとき私は、石井選手が、「いやー、そのー、目指します」などと答え、数日後、マスコミへ、「プロ格闘技へ行きます」などと言うのじゃないだろうか…とハラハラしました。石井選手は、うっすらテレ笑いの表情で…
「目指しません!」
「他の方向に?」天皇陛下、分かっているのに、このようにたたみかけた!
「はい」と、石井クン。
後日、石井選手は、「天皇陛下には嘘をつけません」と、言っていました。若者が天皇陛下を敬う意識を持っている。立派です。
天皇陛下には、突撃インタビューみたいなことやっていただかなくて結構です。国民との垣根は低くしてほしくないと思っています。天皇陛下は、神ではなくなったのですが、雲の上の人、全く特別の存在であっていただきたい。日本国の象徴ですから。
天皇陛下、不整脈は落ち着いたものの胃腸に炎症があるという。宮内庁は、精神的、肉体的なストレスが原因と考えられるとの見解。負担軽減のため、年末年始の日程などを見直すという。是非、そのようにお願いしたいです。
激務ですから、過労だと思います。もうすぐ75歳になられる。還暦で退職し、のうのうと暮らしている人が多い中、75歳で、当たり前ですが現職で公務をこなしておられる。天皇に定年退職はない…仕事の一部を皇太子殿下にわたし、負担を軽くしていただきたいものです。
日本人の中には、皇室をよく分かっていないのに、「皇室は、不要」と、言う出す人がいてあきれます。学識経験者の中にもおられる。
「皇室が存在しなければ、どれだけの税金がほかにまわせることか」(これを言う人が多い。恩を仇で返そうとする輩)
「皇居の土地、有効活用が出来そう」
「税金で酒を飲みすぎ、入院した皇族がいた」(ホントか?)
「存在価値が解らない」(解らなかったら学習しなさい!)
言わせておけば、もうめちゃくちゃ。おそれおおくも、皇室を批判するのであれば、内容を調べてからにしていただきたいものです。
まず、日本の皇室は、現在の日本国につながる国家が始まって以来続いている。地球上に現存する最古の皇統です。このことだけでも、日本国民として誇らしいです。絶やしてはならないと思います。オマエは右翼かって?天皇と言うとすぐにここへ結びつける一部の人たちがおられますが、私は、ノンセクトラディカルです。
皇室がどんな活動をしているか・・・
閣議決定の書類は、毎回、天皇陛下のお手元に届けられる。陛下は,これを丁寧に御覧になり、御署名や御押印をなされる。年間、何件あるか?約1,000件です。これだけでも激務です。平均すると、年中休みなしで、1日約3件の膨大な書類を読まなければならないのです。
思いつく御公務を、順不同、ジャンル不同で連ねると…新年祝賀、親任式、認証官任命式、勲章親授式、信任状捧呈式、歌会始、一般参賀、社交の会(春、秋)、宮中祭祀、行幸・行啓、国際親善、社会福祉や教育など社会的な活動、式典の主賓としての列席及び祝辞・弔辞・開会または閉会の「お言葉」として挨拶、医療・社会福祉施設・児童施設への訪問、戦没者の慰霊碑などへの参拝・・・ まだまだたくさん。雑な書き方で失礼なのですが、まとめようにもまとめきれません。
拝謁,御会見,茶会,午餐,晩餐などの行事は、年間約200回!
昨年中に両陛下がお会いになった外国からの賓客は、71人。着任・離任で挨拶に来た、46か国の大使にもお会いになられ、お言葉をかけられました。日本から外国に派遣される大使夫妻についても,赴任前・帰朝後にお会いになられました(平成19年は、113か国から帰朝そして赴任でした)。
国の、内も外も、天皇陛下がいかに重要な役目を担っておられるか!日本国民は、その御公務の恩恵を被っているのです。税金がどうのこうの…と、言う人たちにも恩恵を与えてくださっておられるのです。そのあたり、知らない国民の方が多いのかも知れません。
柔道の、山下泰裕さんが選手時代に骨折をしました。その2年後の園遊会(1982年春)で、天皇陛下が、山下選手にお言葉をかけられました。
「柔道は骨が折れますね」
さて、この意味ですが、「柔道はハードワークでたいへんですね」なのか「(そのまんま)骨折しましたね」なのか?
山下選手は、咄嗟に…
「もう、治りました」
天皇は、園遊会への招待者についてレクチャーを受けているので、一人一人にどんな言葉をかけるかシュミュレーションして臨んでいると思います。山下選手の受け取り方で正しかったのか?この会話で、「天皇と国民の距離が近づいた」と、歓迎の報道がありました。私は、歓迎しません。天皇は日本国民ではないのですから。かけ離れた存在であっていただきたいのです。天皇だって日本国民だろうって?勉強してください。
今年10月、秋の園遊会。北京五輪柔道の金メダリスト、石井慧選手が招待されていました。
折から、石井選手は、プロの格闘技に転向するとの噂の中におりました。しかし、本人は、口を濁しておりました。天皇陛下が、一人一人に声をかけて、いよいよ石井選手のところへ来られました。「柔道は骨がおれますね」かな?正直、それを期待していました。陛下の口から出たお言葉は…
「次の五輪も目指されるのですか?」
いやはやズバリと来ました。そのとき私は、石井選手が、「いやー、そのー、目指します」などと答え、数日後、マスコミへ、「プロ格闘技へ行きます」などと言うのじゃないだろうか…とハラハラしました。石井選手は、うっすらテレ笑いの表情で…
「目指しません!」
「他の方向に?」天皇陛下、分かっているのに、このようにたたみかけた!
「はい」と、石井クン。
後日、石井選手は、「天皇陛下には嘘をつけません」と、言っていました。若者が天皇陛下を敬う意識を持っている。立派です。
天皇陛下には、突撃インタビューみたいなことやっていただかなくて結構です。国民との垣根は低くしてほしくないと思っています。天皇陛下は、神ではなくなったのですが、雲の上の人、全く特別の存在であっていただきたい。日本国の象徴ですから。