アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

たばこだけでなく、酒も健康に悪いんですけど…

2009年11月13日 | Weblog
 怖いものだらけですが、脳萎縮…これが怖い。脳のCTを見ながら医者が、「萎縮してますねえ…(めんどうくさそうに)…んー。ま、年齢相応としておきますか…」
 治療するのが面倒という様子でした。「まずい!」と、思いました。おそらく、かなり萎縮が進んでいるのでしょう。原因は分かっています。アルコールです。この数年間で、飲酒しなかった日はたったの1日。カンボジアのホテルのプールで泳いだときだけ。

 アルコールが悪いと知っていても、飲んでしまう。アル中じゃないのかって?定年退職後アル中になる人が多いのだそうですが、私はそれについては大丈夫。根拠は、プールへ入るときには飲むのを我慢できるから。
 脳萎縮は、アルコールの摂取で脳が水分不足になるからだろうと考えました。それなら、水を飲めばよい。飲んだ水は、5分で脳に届く。素人の勝手な脳萎縮対策。

 「そうまでして、酒類を飲みたいか!飲まなきゃいいだけの話だろう」だって?人にはそれぞれ都合というモノがあるのですよ。今、ワインが安くなってしまって、300円で買えてしまう。一升瓶のワインにも驚いたが、紙パック入りのワイン、2Lとか3Lのペットボトルのワイン…。安物のワインは、コルク栓ではなく、スクリューキャップ。世の中がすっかり変わってしまいました。
 ワインは体に良いのだそうですが、脳には良くないですね。入院患者が体に良いからと、「養命酒」を飲むので、院内で「養命酒を酒として扱って、院内飲用を禁止するかどうか迷った」そんな話も聞きましたが…。

 閑話休題。酒は、体に良くないです。たばこも体に良くない。政府は、来年度の税制改正の論点に浮上した「たばこ税」に関わり、「たばこは健康に良くない」という観点で増税議論を進める。ところが酒については…なーんもない。無罪か?
 先進国のたばこの平均価格は、600円程度。日本でも、600円に設定し、(翌年以降に)700円、800円と段階的に引き上げることを検討していく…。
 こうなると、中高生の喫煙は減りますし、大人の喫煙者も減ります。税収増効果には疑問がありますが、病気にかかる人が減るのは歓迎です。WHOでは、「喫煙の習慣自体がすでに病気」と、定義づけていますがね。

 政府には、酒税についても上げていただきたい。ワインが300円というのは、脳を萎縮させよう、認知症を増やそうという陰謀とも思われます。(誰の陰謀じゃ!)ワインは、2,000円以上でなければなりません。500ミリリットルの缶ビールも1,000円にしてほしい。そうなったら、きっぱり減酒します。禁酒じゃないのかって?「酒は百薬の長」という、飲んべえに最も都合がいいことわざがありますから。入院中にせっせと養命酒を飲む婆さまの理論と同じです。禁酒する自信がないので、減酒としておきます。
 自分の意志で減酒出来ないので、増税に活路を見いだす。少々情けないです。そんな高いワインやビールは、買う人が少なくなるから税収は見込めないだろうって?健康になり、病院へかかる人が少なくなれば国の支出が減ります。たばこ・酒からの税収が減るより、そちらのほうがはるかに大きい。