米から、味噌、醤油、米腐、納米を作る

いつも、自身の無能さを感じているのですが…雨らしい雨が降らない。畑は、砂漠化…作物は黄色くなってしまっております。参りました…。
　無能と気象は関係ないだろうって？能力があれば、潅漑溝を作ったり、井戸を掘ったり…色々出来ると思いますがね。無能につき、ただ眺めているだけ。作物の皆様に申し訳ないです。

　「国民の生活が第一」が政権を執ったら、雨を降らせるなり、井戸を掘るなりしてくれるんでしょうかねえ？干ばつで国民が困っているのですから…。

　今年は、トウモロコシをたくさん植えました。保存が利くので。しかし、干ばつで壊滅状態。数本でもいいから食べられると良いのですが。

　干ばつで困っているのは、私だけではありませんで…米国本土の約５５％が干ばつ状態だという。これは大変なことなのです。
　日本はトウモロコシの約９０％、大豆の６０％以上を米国から輸入しています。米国が例年の４５％しか収穫できないとなるとそのあとはどうなりますか！？私は、２００８年のリーマンショックの大波をもろにかぶった忌まわしい経験を持っておりますので解るのです。リーマン・ショックの時のように、「食料価格が高騰」しますよ。　豆腐、味噌、醤油、納豆…大豆製品は、倍の価格になるでしょう。トウモロコシ製品も同様です。えっ？トンガリコーンはどうなんだって？あ、あのね、ボケている場合じゃないのです。この秋、日本人は耐乏生活を余儀なくされます。

　ただ、日本の米は大豊作になりそうです。こうなったら、米から、豆腐、味噌、醤油、納豆…を作るしかなくなりそう。
　そんなことできないだろうって？
　江戸時代に「百珍物」という本がありました。一つの食材にこだわり、料理方法を百ほど紹介してある。最初の「百珍物」は天明２年（１７８２年）年に刊行された「豆腐百珍」。豆腐料理を、百種類紹介してある。

　米は、自給自足できる。「米百珍」という本はないが、なければ作ればよい。米から豆腐に似たものだって作れます。「米腐」というべきか。御飯を腐らせるのかって？あ、あのね！「腐」という字があてられたために、日本では「腐る」という意味で使われているというだけ。「腐らせる」わけではないのです。
　豆腐、納豆の漢字の由来には諸説あります。はっきりしているのは、「納豆は、日本独自の言葉」で、「豆腐は中国から伝来した食品であり、中国でも豆腐と書く」と、いうこと。

　米から作ったパン、米のパスタ、米の麺類…すでに「十珍」以上出来ていまーす。

　シカゴ商品取引所の先物相場で、大豆が急上昇。トウモロコシとともに過去最高値を更新しています。早く、「米百珍」を！