アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

任天堂ゲームの時の服装って…?

2012年08月11日 | Weblog
 五輪の柔道を見ていて、「外国人選手も、柔道着をきちんと着ているなあ。左前でもないし、縦結びにもなっていない」と、当たり前のことに感心しました。だけど、「礼」が、なってない。日本選手もしかり。指導者は、礼法をしっかり教えていただきたい。

 講道館柔道では、「服装」についての決まりがあります。柔道着のことなのですがね。何となく、服装という語感に違和感がありますが、柔道着は、「洋服」ではないし、「和服」と表現するのも無理がある。「甚平(じんべい)」がいいんじゃないかって?あのね!くつろいでどうするんですかっ!

 柔道着を、省略して、「道着(どうぎ)」という場合があります。柔道に限らず、空手、合気道、剣道の服装も道着といったりする。
 すると、ウンチクオヤジは…
 「そりゃないべ。華道、書道のときに着るのも道着か?それに倣うと、水道も、国道も、服装は道着になってしまう。しまいに、任天堂は、堂着と主張するどぉ!」

 このウンチク、正論らしいです。我が家にある、広辞苑、大辞林、新明解国語辞典、角川国語辞典には、「道着」は載っていませんでした。
 「胴着」なら載っています。意味は、「防寒用の下着」。胴着を着用して、つまりモモシキ(パッチ)やら、メリヤスのシャツ(懐かしいこの響き)で、柔道や空手はしませんよね。

 だから、何が言いたいのかって?武道の服装では、「道着」とか「胴着」と表現するのは適当ではないということです。面倒でも短縮形にしないで、「柔道着」「空手着」…と、言いましょう。
 ウンチクオヤジの正体は、オマエだろうって?ば、ばれりゃあしょうがない…。