アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

入院児童生徒の「義務」の保障

2013年01月06日 | Weblog
 長期入院とは、どのくらいの長さか?
 高齢者の場合は90日が長期らしい。子どもにとっては、1週間でも長期。1週間であっても、入院中のために学校の授業を受けられないのはハンディキャップとなる。病気は本人が悪いわけではない。義務教育の年齢の子の義務を遂行させないのはいかがなものか。
長期入院の子どものための学校は、あるにはあります。ほとんどが「分校」で…もちろん正規の学校の扱いなのですがね。1~2週間の入院では、その病院内の学校へ通うことはまずない。また、院内の学校であっても、教室まで移動しなければならない。歩行不能でも、病室で授業を受けることは出来ない。

 で、入院中の子どもたちへの授業で、手をたたいて喜んだ事例が!
 本校と、地域の4病院にある分教室が、テレビ会議システムで結ばれ、入院中の子どもたちが本校の授業に参加出来るようにしてる…!病院で常時、遠隔授業を受けられる仕組み。
 この学校は、タブレット型端末を児童生徒全員に配備。子どもが病室で端末を操作しながら参加する授業にも試験的に取り組んでいる。パチパチパチ(←拍手)

 感心しました…
 1 ITを、「利用」している。
 2 病気をしても義務教育の義務を果たせる。(義務教育の義務を果たすのは、保護者の役割だろうなどという正論を吐かないでください)
 3 ベッドの上で授業を受けられる。

 日本全国の義務教育の子ども達が、入院しても授業を受けられるようにしてほしいです。実現可能です。