NHKの番組で外来語が乱用され、理解できずに精神的苦痛を受けているとして、岐阜県の男性(71歳)が慰謝料を求める訴訟を起こした。
今、一体何時代よぉ?訴状で例示された、「リスク」「トラブル」「ケア」「コンシェルジュ」などの単語…これって、外来語か?「英語から派生した日本語」でしょう!外来語ではない。すでに日本語になっているカタカナ単語です。
「理解できずに精神的苦痛を受けている」…岐阜の男性よ!あなたが理解できないだけであって、世の中では十分、いや十二分に理解されていますよ。
カタカナ単語は、NHKだけでなく、他の放送局や新聞、雑誌でも、頻出しています。NHKだけを相手に訴訟を起こしたということも、わからない…。
ところが最近は…カタカナ単語に違和感を感じない私にも、「難解」な語が次々と出てきています。
「アドボカシー」…アボガド大好き主義?(「政策提言」や「権利擁護」なのだそうでぇ、分かりやすい日本語。だったら、アドボカシーとカタカナにしなくてもいいのにね)。なお、わが家(北緯43度にある)の露地のアボガド、元気に伸びています!
「インセンティブ」…昆虫でしょう!(意欲を刺激すること。人や組織に行動を促す動機づけなのさそうで。これだって、日本語でいいかと…)
「タスクフォース」…任務を持った軍隊?(具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織のこと。あらら、任務をもった軍隊でほぼ正解でした。)
インターネットの普及が、カタカナ語の増大を加速させています。高齢者は、訴訟を起こすほど困っている…。では、若者達はどうなっているのか?
20歳代前半の大卒3人に質問したところ…「アドボカシー」「インセンティブ」「タスクフォース」…3人とも、「わかりませーん!」。
「では、訴訟を起こしたいか?」と、たたみかけると…これまた3人とも、「意味は雰囲気でなんとなく分かるから、全く問題ない。訴訟?そもそも起こし方がよくわからない」。
言語は生き物です。古い細胞が次々と死んでいき、新しい元気な細胞が生まれる。カタカナ語は、その元気な細胞ですよ。そして、それらもあるものは1年も持たず、またあるものは10年ほど生きる。
訴訟を起こすのは自由ですが、日本語の大きな流れに乗っていると考え、カタカナ語を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今、一体何時代よぉ?訴状で例示された、「リスク」「トラブル」「ケア」「コンシェルジュ」などの単語…これって、外来語か?「英語から派生した日本語」でしょう!外来語ではない。すでに日本語になっているカタカナ単語です。
「理解できずに精神的苦痛を受けている」…岐阜の男性よ!あなたが理解できないだけであって、世の中では十分、いや十二分に理解されていますよ。
カタカナ単語は、NHKだけでなく、他の放送局や新聞、雑誌でも、頻出しています。NHKだけを相手に訴訟を起こしたということも、わからない…。
ところが最近は…カタカナ単語に違和感を感じない私にも、「難解」な語が次々と出てきています。
「アドボカシー」…アボガド大好き主義?(「政策提言」や「権利擁護」なのだそうでぇ、分かりやすい日本語。だったら、アドボカシーとカタカナにしなくてもいいのにね)。なお、わが家(北緯43度にある)の露地のアボガド、元気に伸びています!
「インセンティブ」…昆虫でしょう!(意欲を刺激すること。人や組織に行動を促す動機づけなのさそうで。これだって、日本語でいいかと…)
「タスクフォース」…任務を持った軍隊?(具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織のこと。あらら、任務をもった軍隊でほぼ正解でした。)
インターネットの普及が、カタカナ語の増大を加速させています。高齢者は、訴訟を起こすほど困っている…。では、若者達はどうなっているのか?
20歳代前半の大卒3人に質問したところ…「アドボカシー」「インセンティブ」「タスクフォース」…3人とも、「わかりませーん!」。
「では、訴訟を起こしたいか?」と、たたみかけると…これまた3人とも、「意味は雰囲気でなんとなく分かるから、全く問題ない。訴訟?そもそも起こし方がよくわからない」。
言語は生き物です。古い細胞が次々と死んでいき、新しい元気な細胞が生まれる。カタカナ語は、その元気な細胞ですよ。そして、それらもあるものは1年も持たず、またあるものは10年ほど生きる。
訴訟を起こすのは自由ですが、日本語の大きな流れに乗っていると考え、カタカナ語を楽しんでみてはいかがでしょうか?