山本太郎参院議員が、園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した…
これはいわゆる直訴ですから、世が世ならば山本君は、処刑されたはず。で、山本君へは、顰蹙の嵐。それでも処罰されない?なぜ?
理由は、罪にならないからでしょう。
では、罪にならないのに、どうして、非難、顰蹙の嵐か?それは、「天皇の政治利用」と、思われたからです。そうは思わなかった人は、「天皇が政治に利用できるとでも思っているのか?自分の行動に対する反響の大きさも予想できない。ホント愚かな奴だなあ」と、いったところでしょう。
山本君へは、参院議長が厳重注意し、天皇主催行事への参加の自粛を求めた。あれれ!何がいけなくて厳重注意したのでしょう?法的な根拠などない。それなのに注意された山本君…なぜ、「根拠を示せ!」と、言わなかったのでしょう。これも、問題です。
天皇の政治利用…これは、言葉としてもおかしいものです。
憲法上、天皇の公的役割は厳密に規定されています。象徴ですから、国政に関する権能は持っていません。国会召集についても、「内閣の助言と承認で行う」わけで、天皇の意思で、国会を召集するわけではありません。この状況で、どうやって天皇を政治利用するのでしょうか?できっこないです。
「園遊会」これは、天皇の公的行為です。しかし、法的な定義などありゃしない。ですから、園遊会に招かれた人が、天皇陛下に対して、「何をしたらよいか」「何をしたら悪いか」…はっきりさせようにもできない。
つまり、園遊会で天皇にお手紙をお渡しするのは全く問題ない行為ということになります。陛下がそれを読もうが読むまいが、これも関係ない。
それなのにどうして山本君が非難されたのか?それは、山本くんの行為が容認されれば、同じように陛下に手紙や贈り物を渡そうとする人が多く現れます。「我が家の漬け物、食ってけれ」「毛糸のパンツを編んだから履いてけれ」…もう、収拾が付かなくなります。お住まいは、もらい物の山。天皇、皇后のお二人では消費しきれません。そうなるとどうなるか?結果的に陛下と国民の交わりが妨げられることとなる。
そんなわけで、天皇陛下に「もの」を、お渡しするのはやめましょう。
ところで…私は、天皇陛下ではなく皇太子殿下に手紙と写真を郵送したことがあるんです…。殿下と私が写っている写真と、殿下がゴルフをしている写真なんですがね。礼状が来ないんです…。写真を送ってもらったら、礼状を返すのが筋だと思うのですが…。私へは、非難も顰蹙もないから…まっ、いいか。
これはいわゆる直訴ですから、世が世ならば山本君は、処刑されたはず。で、山本君へは、顰蹙の嵐。それでも処罰されない?なぜ?
理由は、罪にならないからでしょう。
では、罪にならないのに、どうして、非難、顰蹙の嵐か?それは、「天皇の政治利用」と、思われたからです。そうは思わなかった人は、「天皇が政治に利用できるとでも思っているのか?自分の行動に対する反響の大きさも予想できない。ホント愚かな奴だなあ」と、いったところでしょう。
山本君へは、参院議長が厳重注意し、天皇主催行事への参加の自粛を求めた。あれれ!何がいけなくて厳重注意したのでしょう?法的な根拠などない。それなのに注意された山本君…なぜ、「根拠を示せ!」と、言わなかったのでしょう。これも、問題です。
天皇の政治利用…これは、言葉としてもおかしいものです。
憲法上、天皇の公的役割は厳密に規定されています。象徴ですから、国政に関する権能は持っていません。国会召集についても、「内閣の助言と承認で行う」わけで、天皇の意思で、国会を召集するわけではありません。この状況で、どうやって天皇を政治利用するのでしょうか?できっこないです。
「園遊会」これは、天皇の公的行為です。しかし、法的な定義などありゃしない。ですから、園遊会に招かれた人が、天皇陛下に対して、「何をしたらよいか」「何をしたら悪いか」…はっきりさせようにもできない。
つまり、園遊会で天皇にお手紙をお渡しするのは全く問題ない行為ということになります。陛下がそれを読もうが読むまいが、これも関係ない。
それなのにどうして山本君が非難されたのか?それは、山本くんの行為が容認されれば、同じように陛下に手紙や贈り物を渡そうとする人が多く現れます。「我が家の漬け物、食ってけれ」「毛糸のパンツを編んだから履いてけれ」…もう、収拾が付かなくなります。お住まいは、もらい物の山。天皇、皇后のお二人では消費しきれません。そうなるとどうなるか?結果的に陛下と国民の交わりが妨げられることとなる。
そんなわけで、天皇陛下に「もの」を、お渡しするのはやめましょう。
ところで…私は、天皇陛下ではなく皇太子殿下に手紙と写真を郵送したことがあるんです…。殿下と私が写っている写真と、殿下がゴルフをしている写真なんですがね。礼状が来ないんです…。写真を送ってもらったら、礼状を返すのが筋だと思うのですが…。私へは、非難も顰蹙もないから…まっ、いいか。