アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

クリスマス…日本人が祝うべきもの!

2013年12月25日 | Weblog
 クリスマス…日本にクリスチャンはそれほど多いとは思いませんが、日本中クリスマス一色。過ぎてしまえば虚無感さえ漂うのでしょうねえ…。我が家ですか?ミーハー一家ですから、クリスマスを盛大にお祝いしましたよ。
 キリストの誕生とどう関係があるか分かりませんが、「ローストチキン」が出てきました。(サンクスギビングの七面鳥と勘違いしているんじゃないかなあ)…あと…少々恥ずかしいけど、ケ、ケ、ケーキも…。ジャンボ氏からいただいた、ボルドーの赤「キュヴェ パリジェンヌ」も飲みました。舌の上で、味蕾の一つ一つに味が沁みる。いいものって、それなりに理由があるのですね。

 で、「キリスト教と武士道は関係がある」!これは奇想天外!マ、マ、マジッスカ!?ってとこです。この説が普及すれば、武士道の権化を自認する私としましては、大威張りでクリスマスをお祝いできるというもの。

 新渡戸稲造さん。教育学者で、敬虔なクリスチャン。そして言わずと知れた、「武士道」を英語で出版した人。…キリスト教と武士道、関係がありました!
 稲造さんは、「武士道が、日本の指導原理として民衆の中に浸透している」ということを、外国人に理解してもらおうとした。今の世なら、国民栄誉賞を10回ぐらい授与しても足りないぐらいの貢献。

 内村鑑三さん。言わずと知れた、「キリスト教思想家」。鑑三さんは、何と言ったか?「武士道の台木にキリスト教をつ(接)いだもの、それは世界で最善の産物」これは凄いですよ。
 「世界で最善の産物」ですよ!私には良く分かります。「武士道+キリスト教」これは、凄い!100点満点!
 「テコンドー+儒教」ではどうかって?まあ、75点ですね。
 「少林寺拳法+仏教、道教、イスラム教、キリスト教の連合軍」ではどうかって?これもせいぜい70点。

 テコンドーの精神は、「礼儀」「廉恥」「忍耐」「克己」「百折不屈」。だけど、最近の韓国は、「百折不屈」以外の全てを忘れていますよ!
 多宗教の、かの国はどうかって?傍若無人ぶりには口を挟む余地すらない…だけど、北朝鮮には毅然とした態度をとってほしいよなあぁー…。

 稲造さんは武士道で、切腹への考察もしています。日本では、腹は「霊魂と愛情の宿るところ」と信じられている。そこを、自ら切ることに深い意味がある。今も、腹は胆力、度量、包容力を象徴する言葉として使われています。「腹がすわる」「腹をきめる」「太っ腹」…。最近、「太っ腹」と「肥満」を同じ意味だと思っている人が多いです。困ったものです。肥満の腹は、「たいこ腹」です。

 さて、2014年は、「腹のある人」に出てきていただきたいものです。できれば、「キリスト教+武士道」の人がいいですねえ。

 ところで、我が家のローストチキン…ノースタッフィングでした。つまり、腹の中が空っぽ。サンクスギビングの七面鳥と混同しているのはお前だろうってか?
 腹の中は、はらわた。英語では、「ガッツ」。ガッツがあるとか、ないとかのガッツ。洋の東西を問わず、「腹」が大切なのですねえ!武士道の素晴らしさは、このようなところにまで及んでいるのです。

 クリスマスと武士道…考えれば考えるほど、深い関係があることが分かります。どうぞ、日本人の皆さん、信教にかかわらず、クリスマスを勝手に祝ってください!堂々と、大威張りで!