アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

やればできるじゃないか文科省

2013年12月09日 | Weblog
 文部科学省が、ようやくまともな、「ものの考え」ができるようになりましたね。良かった良かった。全国学力テストの実施要綱を見直し、来年度から市町村別や学校別の成績を公表できるよう改めた。成績の公表は学力向上に欠かせない。遅過ぎたけど、よく決断してくれました。

 現状は、都道府県別の平均正答率(平均点)は公表。市町村別や学校別については禁止。自分の学校の成績を明らかにすることは容認。このようにしたのは、「順位付けされ、序列化につながる」という、学力テスト反対派の批判を恐れたため。どうして批判を怖れたか?みんなにいい顔をしたいからかって?それもありますが…
 大昔(昭和30年代)のことですが、「学力テスト」の反対運動が…間違えました。反対運動ではなく、「反対闘争」でした。誰が闘争したかって?○教組さんでしたがね。死者が出たのかって?死者は…たぶん出なかったはず。ですが、旭川市では学校閉鎖事件まで引き起こしました。結局、学力テストは中止となったのでした。

 で、「○教組の強いところ(都道府県)は、学力が低い」ということが判明して、学力テストが再開された。えっ?「○教組の話ではなく、ゆとり教育による学力低下の批判を受けて、43年ぶりに復活しただろう!」って?冗談じゃない。ゆとり教育は素晴らしいものでした。学力低下の真犯人は、ゆとり教育ではありません。○教組の御三家、「三重、山梨、大分」の学力をみれば真犯人がわかります。共産党系の教職員組合「×教」は、真犯人じゃないのかって?×教が強い大阪では、小学校は30位、中学校44位…十分真犯人の一味ですね。沖縄、北海道はどうなってるんだって?コメントしたくないですね。「偏差値を上げるのは罪悪」と、言ってはばからない(自治体の)教育長さんもおられますしね。一応教育関係者なのに、偏差値の素晴らしさを分かっていない。

 競争や評価を嫌う…これは、結果をあいまいにし、責任をとらないということです。比べなければ、課題など分かるはずがないでしょう!結果を隠してはなりません。
 学校は、情報を適切に公表することが保護者や地域からの信頼につながります。あくまでも、「適切に」ですがね。なぬぅ?適切が難しいって?それは、学力が低い学校の言いぐさでしょう。

 今回、文部科学省が思い切った決断をしてくれたので、日本の学力も少し上がるでしょう。