アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

池田香代子さんの名言 なお、昼食はラーメン

2013年12月16日 | Weblog
 池田香代子さん、160万部のミリオンセラー作家(翻訳家?世界がもし100人の村だったら)ですから、ビッグネームです。決して、「微力」ではない。

 で、池田香代子さんの講演会があるというので行ってきました。65歳になられています。つまり、私と同い年ですが、お若く見えます。見かけは、64歳11か月ぐらい。講演に次ぐ講演、日本中を駆け回っておられる。昨日は高知。今日は北海道。失礼ながら、その割りには、語りは口は決して上手ではない。NHKのアナウンサーよりは聴きづらいという程度ですがね。

 大変いいお話しの数々を2時間超に渡って聴かせていたいただきました。

 池田さんの講演に先立って、「中学生人権作文コンクール入賞者表彰式」というのがありました。池田さんは、入賞者!(13人)全員に、「色紙」をブレゼントしてくれたのですが、その色紙に書いてくださった言葉が素晴らしいものでした。私は、「ウーーーん!」と唸りました。

 どんな言葉か?
 「私は、無力ではない、微力なのだ」
 やられました!甲を脱ぎました。
 「世界がもし100人の村だったら」の完結編までの5部作のどれも素晴らしいのですが、「私は、無力ではない、微力なのだ」これも、凄い。私は、今後、色々な場面で、この言葉を盗用させていただく決意を固めましたよ。

 12月10~16日、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」。何もできないのがもどかしく思っておりました。つまり、「無力」を嘆いておりました。この、「自身の無力を嘆くこと、これって微力ではないか?」何の役にも立たないと知っていながら、「ブログ」なる形で自分のどーでもいい思いを書く…これって、「微力」なのではないか?
 つまり、「北朝鮮人権侵害問題」に対して、微力ながら「啓発運動をしている」。このことを教えられました。
 池田さんの講演へ行って良かったです。「私は、無力ではない、微力なのだ」これほどの収穫も珍しい。
 なお、池田さんは、昼食に「ラーメン」を食べたようです。何というラーメン屋へ行ったかは聞きませんでしたがね。