アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

天気予報で「イグアナ注意報」?!

2020年12月30日 | Weblog
    今年のクリスマスシーズンも例年通り自粛のうちにすぎました…。コロナ禍は、我が家のクリスマスになんの影響もない。アハハ!不満はありませんがね。

 CNNのニュース、米国立気象局の予想(フロリダ州)・・・「…Brrr! Much colder temps expected for Christmas. Low temperatures in the 30s/40s and falling Iguanas are possible.…」読み返しましたが…イグアナですよね!「イグアナが降るかもしれない」と!
 フロリダでは、寒くなるとイグアナが降る?!さすがアメリカ!テレビの天気予報でショーキングなのか?…で、この予報、大まじめの本当!

 イグアナは樹上で寝る習慣がある。体温の調節ができないため寒さに弱く、気温がおよそ7度以下になると体が眠った状態になる。あたかも死んだようになる(呼吸はしていて重要な身体機能は維持されている)。樹上で、死んだようになったら…!
 フロリダ州南部の気温は、クリスマスから年末にかけて、4度から氷点下1度程度にまで下がる見通し。ここまで寒くなると、イグアナが突然木から落ちてくる可能性があるという。なるほどと、納得。
 突然降ってくるイグアナが、木の下を歩く人や車を驚かせることもある。イグアナの成体は体長150センチ、体重9キロにも達することから、通行人が危険にさらされる可能性もある。そんなわけで、天気予報に、「晴れ、ときどきイグアナ」があるわけですね。

  アメリカの歴代大統領に、降ってきたイグアナを「身を翻してかわす(危機回避)能力の持ち主だろう」と思われる方がおられました。実際は、イグアナを避けたのではなく、別のものを避けたのですがね。
 12年前、ブッシュ米大統領がバグダッドを電撃訪問し、マリキ首相と臨んだ記者会見でのこと。イラク人記者が「犬野郎」などと叫び、ブッシュ大統領へ自分の靴を投げつけたのです。前列から3番目にいた記者ですから、大統領までの距離は、およそ5m。肩も強い!コントロールもいい(褒めてどーする)。靴は、猛スピードで的確にブッシュ大統領の顔面をとらえぇ…るかに見えた。
 しかし、ブッシュ大統領、超人的反射神経を見せた。ハイレベルのボクサーのウイービング、ローリングを見るようでした。配信された画像を検証しましたが、かわすのが0.05秒遅ければ、顔面に大きな革靴がヒットしていましたね。この攻防、さらに続いたのです。左の靴をかわされてしまったイラク人記者は、右の靴も脱ぎ、ブッシュ大統領めがけて全力で投げつけた!これも、実によくコントロールされていた。しかし、ランボーは、じゃなくてブッシュ大統領は、これまた、見事なウイービングで難なくかわした。
 
 なぬ?「大統領選挙の最終実技試験として、投げつけられた革靴を避けられるかどうかを入れるべきだ」って?
 革靴より、降ってきたイグアナを「どう避けるか?」の方が、おもしろいと思いますがね。
 だけど…心配なのは、ドナルド(トランプさん)は今まさにフロリダの別荘へ行っています。彼の別荘は、敷地が1万平米ですからね!126の部屋や、クラブ、アメニティなども兼ね備えたホテルさながらのゲストルームやスパなどもあるという。敷地内のイグアナの数は…1,000頭を越えるでしょう。つまり、ドナルドは、「毎日別荘の庭で降ってくるイグアナを避ける練習」ができるわけで…。その点で、バイデンさんは、不利かなと…。