コロナ禍で国際郵便がガタガタの年でしたね。10月に、オーストラリアへ航空便で手紙を出そうとしたら、「受け付けてません」と。荷物も送りたかったので、「船便は・・・?」と尋ねたところ…。「3か月ほど…いえいえ、約束は…」でした。荷物だけ船便で送っておきました。その後は、なしのつぶて。
「国際郵便は今年は無理だな」と、クリスマスカードの準備をせずにおりました。ところが、米国からのクリスマスカードが次々届き、ドイツからも届きまして…!慌てました。郵便局へ確認しましたところ、「通常2週間のエア・メールですが、現在は3週間…」と。復旧してるなら、連絡ぐらいくださいよ…くれるわけないよね。
「国際郵便は今年は無理だな」と、クリスマスカードの準備をせずにおりました。ところが、米国からのクリスマスカードが次々届き、ドイツからも届きまして…!慌てました。郵便局へ確認しましたところ、「通常2週間のエア・メールですが、現在は3週間…」と。復旧してるなら、連絡ぐらいくださいよ…くれるわけないよね。
そんなこんなで思い出されるのは、「投函から、配達まで98日間」という、凄い体験。ギネスものです。
順を追ってみますと・・・数年前の9月19日に、ブータンの首都テンプーから、2枚の絵はがきを投函しました。その2枚は、2週間後に日本で配達されました。ここまではなんの問題もない。「ブータン→日本」は、2週間かかることが証明されています。
順を追ってみますと・・・数年前の9月19日に、ブータンの首都テンプーから、2枚の絵はがきを投函しました。その2枚は、2週間後に日本で配達されました。ここまではなんの問題もない。「ブータン→日本」は、2週間かかることが証明されています。
翌日の9月20日に、ブータン王国唯一の空港がある町「パロ」で、3枚の絵はがきを投函しました。これが、1か月経っても配達にならない。諦めかけた10月末に、二男へ宛てた1枚が配達されました。そして、またまた待つことおよそ1か月。自分自身へ宛てた1枚が配達になりました。実に投函から76日かかりました…!
で、残るは1枚。知人に宛てたもの。これがなかなか配達にならない。もうだめだな、99.9%諦めておりました。
と、ところが、その最後の1枚が12月27日、実に98日かかって知人宅へ配達になった!
ただただ驚きました!さすが「国民総幸福量世界一」のブータン。3枚の絵はがきについて、1枚ずつ時差をつけて配達されるように工夫してくださった。そのほうが、一度に3枚とも配達されるより幸福感を感じる…わけないね。
で、残るは1枚。知人に宛てたもの。これがなかなか配達にならない。もうだめだな、99.9%諦めておりました。
と、ところが、その最後の1枚が12月27日、実に98日かかって知人宅へ配達になった!
ただただ驚きました!さすが「国民総幸福量世界一」のブータン。3枚の絵はがきについて、1枚ずつ時差をつけて配達されるように工夫してくださった。そのほうが、一度に3枚とも配達されるより幸福感を感じる…わけないね。
さて、最後の1枚、98日間も、どこでどうしていたのでしょう?
私自身へ送ったものは、76日間かかって届いたのですが、その絵はがきを見て、「もしや?」というある思いが浮かびました。
私自身へ送ったものは、76日間かかって届いたのですが、その絵はがきを見て、「もしや?」というある思いが浮かびました。
宛先を日本語で書き、余白部に「to Japan」と、書いた。絵はがきなので、文面は日本語で宛名面の下半分に書いた。切手は、有名なブータンの切手…ブータン人以外には、おもちゃの切手に見える…。消印はかすれて判読不能。
つまり、日本までは順調に届いたとしても、日本国内の郵便局員が、「これ?誰かおもちゃの切手でいたずらに投函したんじゃないのか?」と、考えたのかも知れない。
つまり、日本までは順調に届いたとしても、日本国内の郵便局員が、「これ?誰かおもちゃの切手でいたずらに投函したんじゃないのか?」と、考えたのかも知れない。
こうなった場合、局員が個人の意思で廃棄処分はできない。そこで、詳細に検査し、ブータンに問い合わすなどして問題のない郵便物であることを突きとめた。
3枚は、日本国内で何度か振り分けられ、その都度、局員の目にとまり…郵便局がそれぞれ精密検査をするもんだから、確認できる期間に差が出てくる。
こんなことを考えました。他に考えられない…。なぬ?「だったら、2週間で配達された最初の2通の説明がつかんだろう」って?ま、まっ、そうですね…。
76日かかって我が家へ絵はがきが届いたときのカミサンの意見は、「航空便じゃなくて、船便で来たんじゃないの?」でした。ブータンには、海はありません。川はありますが、「魚釣り」をしない国なので舟は…ないでしょう?なぜ魚釣りをしないかって?殺生しない国だから。魚を殺すなどとんでもない。もっとも、舟を浮かべるような緩やかな流れの川はありませんけどね。船便説はぁ…ないね。
98日かかった最後の1枚についてカミサンは、「飛脚で来たのかなあ?」と。あ、あのね、…いくら幸福の国でも、飛脚で日本まで絵はがきを運ばないでしょう…。飛脚って、浮世絵で見る限り、「ふんどし姿」ですよね。「ふんどし一丁」で、ヒマラヤを越えるのはぁ…寒いですよ。
3枚は、日本国内で何度か振り分けられ、その都度、局員の目にとまり…郵便局がそれぞれ精密検査をするもんだから、確認できる期間に差が出てくる。
こんなことを考えました。他に考えられない…。なぬ?「だったら、2週間で配達された最初の2通の説明がつかんだろう」って?ま、まっ、そうですね…。
76日かかって我が家へ絵はがきが届いたときのカミサンの意見は、「航空便じゃなくて、船便で来たんじゃないの?」でした。ブータンには、海はありません。川はありますが、「魚釣り」をしない国なので舟は…ないでしょう?なぜ魚釣りをしないかって?殺生しない国だから。魚を殺すなどとんでもない。もっとも、舟を浮かべるような緩やかな流れの川はありませんけどね。船便説はぁ…ないね。
98日かかった最後の1枚についてカミサンは、「飛脚で来たのかなあ?」と。あ、あのね、…いくら幸福の国でも、飛脚で日本まで絵はがきを運ばないでしょう…。飛脚って、浮世絵で見る限り、「ふんどし姿」ですよね。「ふんどし一丁」で、ヒマラヤを越えるのはぁ…寒いですよ。