アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

女偏を改める前に、やることがあるだろう!

2010年03月22日 | Weblog
 中国のインターネット…次々と話題を提供してくださる。
 「妖、嫌、奴など部首に『女』が使われている。女性差別の意味があり、改めるべきだ」…インターネットでこのような提案をした人が中国におられました。
 「マイナスイメージを与える漢字に、女偏が多い。それは、男性優位の封建社会のなごりであり、女性の社会的評価を下げている。『嫉妬』は、男女共通の感情なのに、女偏をつけるのは不公平だ」・・・確かに!言い分はよく分かる。

 しかしですねえその前に、「それほど漢字にこだわるのであれば、繁体字を簡体字に変えてしまう中国の漢字事情から改善してくださいよ」と、言いたい。漢字を大切にする日本人の一人として、漢字の本家である中国の漢字が、漢字でなくなってきていることに憂いているのですよ私は!中国の漢字事情を考えると血圧が、200UPになってしまうのですよ私は!

 漢字を大切にしている国は、日本と台湾だけです。韓国は、学校教育から漢字を外しました。ですから、「個人的に漢字塾で学んでいない30歳より若い人」は、まったく漢字を読めません。ホテルのフロントマンが「宗廟」すら読めないのですから。あきれましたよ!もう漢字に関して、韓国は相手にしませんよ私は。シンガポールの漢字も、ベトナムの漢字も、無に等しい。

 本家本元である中国に頑張ってもらわなければならないのに、繁体字の「辻」が、簡体字では「一」ですよ!「十字路を通る」から、「辻」なのです。「一」のどこが十字路ですか?「通る」という意味…どこにあるの?単なる意味のない記号です。女偏の漢字をウンヌンより、「繁体字を守る」ことに情熱を注いでほしい。
 このことは、男尊女卑反対論者はもとより、中国政府国務院の国家言語文字委員会にもお願いしたい。

 確かに漢字は、男性優位の封建社会のなごりがあります。生成期が男尊女卑だったからです。「娯楽」の「娯」も、女性が男性を楽しませるという意味…。
 男偏の漢字はありません。男も甥も舅も「男部」ではありません。「男」という字があるだろう!部首そのものだんべ!だって?男は、「田」と「力」。甥は、「生」。舅は、「臼」です。
 「姉妹」は、女偏なのに、「兄弟」には男が入っていません。これでいいのか!文部大臣出てこーい!「婆」は、女が入っているが、「爺」には男が入っていない。これでいいわけないだろう!文部大臣出てこーい!女尊男卑だ!
 「兄弟にも、爺にも男を入れろ」という提案をインターネット上で発表しようかなあ。誰にも相手にされませんね。文部大臣!出てこなくていいよーッ!

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