アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

復活させたい唱歌のナンバーワンは…

2015年06月22日 | Weblog
 「干しガレイ」を食べました。分厚い身で、中まで火が通っていなかったのに食べてしまいまして…幸い翌朝になっても異常がなく安心しました。この時期、暑胃のが好きなのでありがたいのですが、食中毒は命取り。で、例年思い出すのが、「夏季衛生唱歌」。
♪うめの実きばむ時はきぬ かびのはえるはこの時ぞ
 そうなんですよ!我が家で、うめ酒や、うめ酢をつくるのがこの時期。で、カビが生えるのもこの時期。
 ♪かにやいかたこえびいわし あげものかひるゐ(貝類)ところてん ささげにかぼちやもちだんご いづれもこなれぬものなるぞ
これらは、「こなれぬ」つまり、「消化に悪いもの」と、注意を呼び掛けている…!
 唱歌を口ずさむことが、夏の食中毒の予防になる…これ、現代に復活させなければならない「唱歌」ですよ。

 私は…この唱歌の教えを忘れておりまして、生の干しガレイを食べたのに、ただ様子を見ていた…というかぁ寝てました。
 唱歌にはそのようなときにどうしろと歌われているかと言いますと…
 ♪すべてのみくひしたものが あとでわるいと気付いたら ゆびをさし入れはきだして あとをしほゆ(塩湯)でよくあらへ

 「悪いモノを食べたら、はき出せ」と。この話を若い人たち(と言っても、アラフォー)に話したら、「指をさし入れはきだして」の「指をさし入れ」が解らないと!指を鼻の穴に入れるはずがない。口の中に指を入れて舌を抑えて吐き出す…こうゆう知恵を知らない年齢層…。やっぱり、「夏季衛生唱歌」を学校教育で復活させなければ。