アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

運転手が意識不明 乗客はどうする?

2010年02月21日 | Weblog
 長距離バスに乗った時のこと…1時間ほど走ったあたりで、眠くなった運転手が居眠りしないために、手を挙げて運転しだしました。手が下がると、「ハッ!」として目を覚ますだろうという作戦。右手が疲れると、左手を挙げる…。両方とも下がったままならどうなるんだろう?乗客の運命は…。これは怖いですよ。

 自分で運転しているときも、「いま、脳梗塞になったらどうなるべか?」と、思うことがあります。運転中に、運転者が運転不能になる…同乗者は自殺のおつきあいみたいなもの。

 高松自動車道で観光バスの男性運転手が走行中に意識を失った…。起こるんですよこういうことが。バスは、側壁や中央分離帯に接触しながら進んだ!危ないなんてもんじゃない。異変に気づいた乗客の男性2人が、ブレーキをかけてバスを停止させた。大手柄です。で、運転手がどうなったかですが、呼吸が止まっていた。バスを止めた乗客の一人が、心臓マッサージを行い、運転手は意識が戻った。よかったよかった。ただ、蛇行運転のバスに乗用車が追突するなど、計4台が絡む事故となった。しかし、1人が軽傷で、バスの乗客11人は無事だったという。

 この事故からの教訓は…
1 バスの乗客は、運転手に万一の事態が起こった場合に即対応出来る座席に座ること。
2 バスの乗客は、乗車の際ブレーキペダルの位置を確認しておくこと。
3 一人が、運転手の脇から足を差し入れてブレーキを踏んでいるとき、もう一人は、サイドブレーキを引くこと。 

 バスに乗るのも命がけってことです…。
 
 ただ…バスは何とかなるがこれが飛行機だったらどうする?操縦士・副操縦士が意識を失い…乗客がコックピットへ入ったところで…ブレーキを踏む?どれがブレーキか分からない…どうすることも出来ない…。コックピットは、cockpit…「cockは、ニワトリの雄」、「pitは、囲い」。闘鶏の伏せカゴ…。それはどうでもいいかぁ…。飛行機に乗って、操縦士・副操縦士が意識を失ったら…脱出するしかないですね。(ボケですから。飛行中のジェット旅客機から生きて脱出することはかなり困難)

 操縦士なんですが、航空法で操縦免許携帯が義務付けられている。それはそれでいい…文句はない。しかしですね。仮に、操縦免許不携帯だとして、警察が戦闘機みたいなパトロール機に乗って、飛行機の停機を求め、「はい、操縦免許と車検証ではなくて飛行機検査証を持ってこちらへ乗り移って…」・・・そんなこと、あるはずがない。つまり、操縦免許証は携帯していようが、不携帯だろうが…関係ないんじゃないか?(法律があるから守らなければならないのは当然ですが…。取り締まる人がいない法律って…)

 ともあれ、乗り物は一つ間違えば凶器になります。安全なのは、外に出ないこと…家の中も危ないか?

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