アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

肥満の日本人は、4.5%!?

2013年07月20日 | Weblog
 世界保健機関 (WHO)の定義・・・BMI値が25以上ならば太りすぎ、30以上になると肥満。で、私の場合、「24.8」…かろうじて「太りすぎ」を免れております。
 プールの客…80%が私より肥満。もっとも、肥満度は、私の目で見た評定ですがね。ほぼ誤差はないですがね。日本人は、肥満が多いです。
 「プールへ来れば痩せられる」と勝手に思い込んでいる。そうゆう人たちは、腹ぺこで帰宅して、腹一杯食べてますます太る。腹一杯食べて痩せられるはずがない。

 肥満に関しては、米国を超える国はないだろうと思っていたら、メキシコが肥満率第一位になったんだと!
 メキシコの場合、「貧困による肥満」ですよ。明らかに、「不健康な食習慣」によるもの。もっとも生活習慣も不健康ですがね。メキシコへ行かれた人は、「夕食の遅さ」に降参した経験がお有りかと。ディナーが始まるのは、午後9時ですよ!私など、待ちきれないから、午後6時には、「袋菓子を一袋ペロリ」でした。袋菓子ってのは喉が渇く。よって、コーラが美味しい。おいしいからついつい2リットルほど飲む。…これでは肥満体にならないはずがない。

 メキシコ国立栄養研究所は、「不健康な食習慣を持つ人の多くが肥満になっている。貧困層の家族は両親ともに肥満で、子どもが不健康な食習慣を持つケースが多い。これらの子どもも将来的には肥満になる運命にあり、深刻な流行病と言える。メキシコでは毎年7万人が糖尿病で死亡している。これはメキシコの犯罪集団の6年余りの抗争による死亡者総数に相当する」。

 確かに肥満率の上位の国はこぞって貧乏…
 シリア、ベネズエラ、リビア。トリニダード・トバゴ、バヌアツ、イラク、アルゼンチン、トルコ、チリ、チェコ共和国、スロベニア、エルサルバドル…

 私が通うプールの肥満の客達…さぞ、不健康な食事をしているんだろうなあ…。貧困については…プールの会員になっているから、貧困ではない?と、いうことは貧困肥満が、プールの外に隠れているということでしょうか?
 そんなわけで、日本の肥満は大変な数字になっていると思いきや…国連の発表では、肥満率4.5%で、先進国の中では最低なのだと!つまり、日本人は「先進国の中では最もスリム体型」ということになる…!
 それにしては、日本国中「ダイエット」のヒュプレヒコール…。一握りの肥満の人たちが大騒ぎしているということなのでしょうか?

「教育が一番」パキスタン少女…国連本部で演説

2013年07月19日 | Weblog
 「1人の子ども、1人の先生、そして、1冊の本と1本のペンで、世界を変えることができるのです。教育こそが、唯一の解決方法です。教育こそが一番です」

 この文言…これまでに、何千、何万という人が言ってきた。言い古されたものです。その結果、「教育こそが一番」は、古式豊かで新味がない…いわば、「陳腐なもの」となってきておりました。
 ところが、マララさんが発したことにより、輝きを取り戻しました。

 マララさんは、昨秋、下校途中のスクールバスで、イスラム武装勢力タリバンに頭を銃撃され、一時重体になった。イギリスで数回に及ぶ手術を受けて回復。
16歳の誕生日(この7月12日)に、アメリカの国連本部で演説を行い、「教育こそが一番」の演説をした。会場は喝采に包まれたという。

 これが、橋下徹さん、海江田万里さん、小沢一郎さん、山口那津男さんが、「教育こそが一番」と、演説しても拍手喝采はなかったね。
 女性が教育を受ける権利を訴え、イスラム武装勢力に銃撃されて生死を彷徨い、奇跡の生還を果たしたマララさんの演説だから重い。小泉純一郎の「米百俵」は、「教育こそが一番」で、国民の共感を呼んだだろうって?小泉さんと、橋下・海江田・小沢らを一緒にしては小泉さんに失礼です。小泉さんは、マララと同等・同列に考えていい政治家ですよ。

 「教育が世界を変える」…この正論を正論に戻してくれた!マララさん、良くやってくれました。
 問題は、マララさんのこの提唱を実践化する教育関係者がどれだけいるかということですね。
 「素晴らしい!その通りです!だけど、今後も何も変えないよ」…これが一番恐ろしい。
 マララさんが与えてくれたこのチャンス(「教育が一番」が正論であることを世界に再認識させた)を、生かさない手はありません。

また自慢話…今度は枇杷

2013年07月18日 | Weblog
 北緯43度に住んでいるのですが、わが家の畑(露地)で、北緯13度のタイのマンゴーが開花した話は数日前に書きました。新聞社数社、テレビ局数社が取材に訪れるかと思ったら、だーれも見に来ない。よく考えてみたら、ロビー活動していないもんね。隣近所の人も知らない。

 で、またまた自慢話で恐縮なのですが…。
 北緯43度のわが家の畑(露地)で、「枇杷の実」が実っています。えっ?あまり凄くないって?あ、あのね!北緯43度では、枇杷が開花したり結実したりしませんから!通常は!
 この枇杷、現在26歳の息子が6歳の時に種を植えたもの。20年間、引っ越しの度に持ち歩いてきました。昨年晩秋、見事に開花。冬の寒さが厳しかったので、結実は無理と諦めておりました。そして…このほど、実がなっているのを発見。びっくりしました。桃栗3年、柿8年。枇杷20年!

 こうなると、現在花をつけているマンゴーだって結実するかも知れません!しつこいですが、北緯43度のわが家の畑には常人には考えつかないものがほかにもあります。
 1 グレープフルーツ
 2 アボガド

 グレープフルーツは、西インド諸島のバルバドスで発見されたものですよ。北緯14度です!アボガドは、メキシコと中央アメリカ原産です。北緯19度。グレープフルーツは、発芽しやすいという特長がありますのであまり自慢にはならないかも。アボガドは、とにかく寒さに弱い。それなのにわが家の畑で!何が良かったのかは、全く不明。私のクレジットではないことだけは確かでしょうか。
 (注:熱帯・亜熱帯の果実の木々は、冬期間は鉢に上げて室内で育てています。雪解けを待って露地へ植え替えます)

 熱帯・亜熱帯の果実の木々…いずれは枯らしてしまうんだろうって?そりゃそうです。人間だって、いずれは枯れる。北緯43度で育てているということが奇をてらったおもしろさがあるかなと思いましてね。言い訳する必要もないかぁ…。

日本の子どもが貧困だって?スマホを持っている小学生もいますがねえ

2013年07月17日 | Weblog
 「子どもの貧困対策推進法」が成立しました。
 毎日、ニュースのチェックが仕事のような暮らしですから、この法案の経緯など説明できるほど知っている。凄く引っかかるのが、「子どもの貧困」という言葉。「子どもの貧困」ではなく、「保護者の貧困」でしょ!貧乏な保護者の子どもはいるが、貧乏な子どもなどいない。

 まず、貧困って、年間収入がいくらなのかをはっきりさせなければなりません。わが家など、正直言いまして貧困世帯。ところが、私と同じ年金収入しかない人でも、貧困世帯の意識を持っていない人もいるでしょう。
 貧困の目安は、年間収入から税金や社会保険料を引いた実際に使える金額が、「4人世帯で250万円。3人で217万円」。(わが家の場合、この一般的な貧困世帯のレートからしても、十二分に貧困世帯なのです。世の中に一生懸命尽くしてきたのに、天寿全うを目前にして、これだもんねぇ…)

貧困のため学用品や給食費の支払いが困難な場合に補助を受けられる「就学援助制度」は16%(157万人)の小中学生が利用している。これも凄い!日本国、157万人が食べる給食費まで支給している!給食費より、市販の弁当が安いのに…ここを突くと、また別の問題…。学用品だって、個人が使うし、文具店チェーンで安売りしているだろうだろうって?学用品と給食費を、同じ物差しで比較するなぁ!

 貧困世帯にいる17歳以下の子どもは…
 2009年・・・15.7%
 2012年・・・13.7%(OECD 加盟国30か国中ワースト12位)
 ※ 数値はいずれも厚生労働省。

 保護者の失業や経済困窮から授業料が払えず、やむなく中退する高校生や大学生が後を絶たない。・・・あ、あのね!保護者に頼ってんじゃないよ!中学を出たら、自分で収入を得て高校でも、大学でも行けよ!保護者が貧乏だもの、子どもが頑張るしかないでしょう。同情されて…何か良いことあるの?

 日本の子ども達…、世界ワースト12位の貧乏ランキングなのだそうで…餓死してるか?凍死してるか?そうゆう状況はないのに、ワースト12位…。
 なんでそうなるのか?これは、「絶対的貧困率」ではなく、ユニセフの「相対的貧困率」から来るもの。「その国の標準的所得の半分以下の世帯の割合」…ですから、たとえばブータンのように標準的所得が年間20万円の国では、年収11万円の世帯は貧困ではない。日本のワースト12位にはそんなカラクリがある。

 ただ…餓死、凍死はないが、「洗濯しないので、服が臭う」「ふろに何日も入れない」「歯磨きの習慣がない」「まともな食事は学校の給食」「(貧困が理由で)修学旅行へ行けない」…これらって…実際にあるのです。
 こうして育つ子ども達って…まず、「いじめの対象になる」「知的・肉体的発育すら順調に行くはずがない」。こうして、ねじ曲がって中学を出る。その先?高校は(自分が稼いで行くのでなければ)行けないでしょう。いくらが授業料が無償でも。仕事に就く?…かなり難しい。貧困暮らしは、健康にも悪影響が出る。
 貧困は蟻地獄ですね。

 保護者がどうの、自治体がどうの(生活保護受給世帯の子への援助は国から補助金が出るが、それに準ずる世帯の子については国が税源移譲して補助金が廃止されたため市町村の裁量に委ねられている)と、言ってられませんね。「子どもの貧困」という言葉には大いに引っかかるが、「子どもの貧困対策推進法」の成立…まずは、一歩前進としますか。

元英語が日本語に帰化…優しく受け入れましょうよ

2013年07月15日 | Weblog
 NHKの番組で外来語が乱用され、理解できずに精神的苦痛を受けているとして、岐阜県の男性(71歳)が慰謝料を求める訴訟を起こした。

 今、一体何時代よぉ?訴状で例示された、「リスク」「トラブル」「ケア」「コンシェルジュ」などの単語…これって、外来語か?「英語から派生した日本語」でしょう!外来語ではない。すでに日本語になっているカタカナ単語です。
 「理解できずに精神的苦痛を受けている」…岐阜の男性よ!あなたが理解できないだけであって、世の中では十分、いや十二分に理解されていますよ。

 カタカナ単語は、NHKだけでなく、他の放送局や新聞、雑誌でも、頻出しています。NHKだけを相手に訴訟を起こしたということも、わからない…。

 ところが最近は…カタカナ単語に違和感を感じない私にも、「難解」な語が次々と出てきています。
 「アドボカシー」…アボガド大好き主義?(「政策提言」や「権利擁護」なのだそうでぇ、分かりやすい日本語。だったら、アドボカシーとカタカナにしなくてもいいのにね)。なお、わが家(北緯43度にある)の露地のアボガド、元気に伸びています!
 「インセンティブ」…昆虫でしょう!(意欲を刺激すること。人や組織に行動を促す動機づけなのさそうで。これだって、日本語でいいかと…)
 「タスクフォース」…任務を持った軍隊?(具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織のこと。あらら、任務をもった軍隊でほぼ正解でした。)

 インターネットの普及が、カタカナ語の増大を加速させています。高齢者は、訴訟を起こすほど困っている…。では、若者達はどうなっているのか?
 20歳代前半の大卒3人に質問したところ…「アドボカシー」「インセンティブ」「タスクフォース」…3人とも、「わかりませーん!」。
 「では、訴訟を起こしたいか?」と、たたみかけると…これまた3人とも、「意味は雰囲気でなんとなく分かるから、全く問題ない。訴訟?そもそも起こし方がよくわからない」。

 言語は生き物です。古い細胞が次々と死んでいき、新しい元気な細胞が生まれる。カタカナ語は、その元気な細胞ですよ。そして、それらもあるものは1年も持たず、またあるものは10年ほど生きる。
 訴訟を起こすのは自由ですが、日本語の大きな流れに乗っていると考え、カタカナ語を楽しんでみてはいかがでしょうか?

夫婦は外見も似る…?

2013年07月14日 | Weblog
 私の場合、結婚して36年になるのですが…夫婦に見られないことがあります。家内を指して、「妹さんですか?」。何度言われたことか! 自分たちは、全く似ていないと思っています。しかし…第三者からみると、外見が似ているんでしょうねえきっと。

 「夫婦は似る」…これは…科学的根拠などないと思いますが、体験的に一般的になっているのではないかなあ?
 金婚式を迎えた夫婦がいるとしましょう。50年間同じ食事をし、同じ会話をしてきたわけですから、まず、内面が似る。内面が似ると、自然に外見も似てくる(顔の筋肉の動き、動作…)。科学的ではないですがね。
 外見のほかに、「夫婦は同じ病気にかかる」ということがあります。どのくらいの割合かはデータなどあるはずもありませんが、知れる範囲だけでもなかなかの割合です。「部分入れ歯の部位が夫婦で同じ」という人たちも多い。このようなことから、「夫婦は似る」と、思っています。

 では、飼い犬はどうか?
 「犬は飼い主に似る」と言われています。性格ではなく、「顔」「肢体」など外見も。これも、体験的に感じています。
 ○ わが家の前を通る、散歩のシーズーと飼い主のお婆さんがソックリ!
 ○ なぜか自転車のカゴに犬を載せて散歩(散歩になっていないよ!)させる、お爺さんと、カゴの犬(犬種は解りません)は、ソックリ。この犬、お爺さんの娘さん(と、いっても50歳代後半)ともソックリ。この娘さんなど、その犬を抱っこして散歩させています…!?犬の散歩にはなっておりませんが…。

 夫婦が似てくる説明としての事象については、すでに述べました。では、飼い犬と飼い主が似るのはなぜか?
 1 知らず知らずに、自分に似た顔の犬を選ぶ
 2 犬が飼い主のマネ(飼い主の性格・気性・顔・動作)をするので自然に似てくる。

 夫婦と、飼い主と飼い犬…元を正せば、血縁などあるはずもない。しかし、似るんですよねー。

 だからなんなんだって?…主張があるわけではありませんで…このごろ、似たもの夫婦を異常なほど多く見るものですから…。ついでに、犬も…。

植物の感受性に関する一考察

2013年07月13日 | Weblog
 名古屋大の研究グループが、「魚には、さまざまな感覚が備わっている。視覚、聴覚もあれば嗅覚もある。人間が太刀打ちできないような優れた感覚器を持つ」と、いうことを突き止めた。
 鮭が生まれ故郷の川を遡上する一件だけから考えても、「優れた感覚器」をもつことぐらい誰でも予想できる。しかし、「科学的に証明して見せたところ」が素晴らしい。

 さらに、感覚器だけでなく、「感受性も豊か」なのだと!魚に感受性があったとは!魚は、「季節の移ろい」を感じることができるのだという。脳にある細胞が日照時間の変化を感知し、季節を感じている…。魚の脳細胞まで調べた!さかな君もびっくりしたことでしょう。

 魚が感受性豊か…。で、私は、「植物の感受性」について、常日頃、感嘆しております。もちろん、科学的に立証したわけではありませんがね。立証しようにも、何の機器もない。物差しと秤ならありますがね。温度計・体温計もあるが…。
 植物の感受性については、花・野菜などを育てた経験がある人なら皆さん、「そうだそうだ、その通りだ!」と、おっしゃるでしょう。経験が無い人は、「そんな分けないだろう」と、おっしゃるぅかな?

 花は、声がけですね。毎日、褒めて励ます。そうすると頑張るのです。
 4年前にバンコクから送っていただいたマンゴーがやたら美味しかったので、種を植えました。現在60センチメートルほどの丈ですが、褒めて励ましているうちに、な、な、な、なんと!「花が咲いた」のです(現在咲いてます!)。北緯13度のタイのマンゴーが、北緯43度のわが家の庭(もちろん屋外、露地です。温室じゃないのかって?そんな金銭的な余裕などありませんから。冬は、鉢に上げて室内で育てていますがね)で花を咲かせた!
 実は、「グレープフルーツ」「アボガド」も、北緯43度の露地でスクスク育っています。毎日声をかけていますから。感受性…十分持っています。

 マンゴーにつきましては、「美味しい実をつけてね」と、1日10回は、声をかけています。はたして…。ただ、60センチメートルの木に、20センチメートルのマンゴーの果実が実るかどうか…これは、いくら感受性をもっていても…ないかなぁ?

警察の隠語…盗聴対策か?

2013年07月12日 | Weblog
 元警官でもないのに、やたら「警察用語の隠語」を多用する人がおりまして…。使い続けているうちにすっかり「自分のもの」にしてしまっております。継続は力なりということでしょうか?チョット違うかな。その人の職業?たぶん…10年ぐらい前から無職ですね。場外馬券売り場にいつもいる人。どんな風に隠語を使うのかって?

 ○○(大手本屋チェーン)で、ウカンムリが捕まってよお。ホシは、70歳前後の男でよう。駆けつけた警官が、アカポリ。ホシは、アカポリをなめてかかって、大声でわめいて、体に触ったりしていやがった。そしたら、アヒルも来てホシにワッパかけてた。

 和訳すると…○○で、窃盗犯(窃盗の窃がウカンムリだから)が、捕まった。犯人(犯人をホシというのはすでに一般的)は、70歳前後の男。駆けつけた警官が、女性警官(アカポリ)。犯人は、女性警官をなめてかかって、大声でわめいていたよ。そしたら、制服警官(アヒル。ヨチヨチ巡回して来る…歩行姿を揶揄したもの)も来て犯人に、手錠(ワッパ)をかけてた。

 本物の警官が、このような隠語の使い方をするとは思えませんがね。このニセ警官…じゃなくて、「警察隠語知ったかぶり」の無職男性との実にくだらない会話から、警察の隠語が、一般人の会話にも使われている例が多いことに気づきましたよ。

アラウ(身元などを調査する)、アリバイ(現場不在証明)、アンパン(シンナー)、イヌ(捜査機関に侵入するスパイ)、オレイマイリ(出所者が関係者に対して行う仕返し)、ガセ(偽情報)、オミヤ(迷宮入り)、オヨガセル(確保せずに監視する)、キャリア(上級職・国家公務員試験Ⅰ種合格の警察官僚)、キンバッヂ(国会議員)、クスリ(麻薬)、ゲバ(乱闘・武力抗争)、パクル(逮捕する)、ハジキ(拳銃)、ベッソウ(刑務所)、ヘレンケラー(日本語が読めない。喋れない。分からない外国人旅行者)、ホシ(犯人・容疑者)、ムショ(刑務所)…

 警察用語は、「マル…」でしょう!「マルボウ」は暴力団。「マルサ」は、御存知国税庁査察部。では次の「マル…」は何でしょう!

マルウン…マルマンではない。正解は、運転手。「マル運」。
 マルガイ…外国人ではない。被害者でしたぁ。「マル害」。
 マルサ…国税庁査察部だろうって?それもありますがもう一つ、「催涙ガス」もマルサでした。
 マルジー…これは難問でしょう。暴力団及び暴力団関係者のこと。マルジーのジーは、「G」。Gは何の略かって?ゲバルトの「G」でしょう。なお、暴力団及び暴力団関係者の隠語は、「 マルビー(マルB)」「マルボウ(マル暴)」もあります。マルBのBは、「Bouryoku(暴力)のB」。マル暴の暴は、もちろん暴力団の暴。
精神異常者は、「マルセイ」。ん?六花亭のバターサンドじゃないのかって?…あ、あのね!どうして、警察が六花亭の「マルセイバターサンド」を隠語に使うの?
 暴走族は、マルソウ(マル走)。爆弾は、マルバク(マル爆)。
 マルモクはなーんだっ?タバコだろうって?残念でした、「目撃者」でした。「まる目」。

 無銭飲食を、「ラジオ」というのですが…無銭→無線→無線の放送は→ラジオ。このような成り立ちでしょう。「ラーメン食って、ジンギスカン食って、オラ金ねえ」ではないでしょう。
 で、私が分からないのは…警察官のことを「サンビャク(300)」というのですが…どうして、警察官がサンビャクになったか?
 月給が300円だったぁ?300人からスタートしたぁ? …わ、わからない。

9条があるから神州不滅…おめでたい

2013年07月11日 | Weblog
 作家が政治家になるケースがあります。政治家にはなっていないが、政治について意見を言う作家は多い。おっと、間違えました。「多い」を訂正して「大変多い」とします。

 「自衛隊を国防軍に改める動きがある。名などどうでもいい。日本の何を守ろうとしているのか。小さな島国において軍事で守ることが出来るのか…」
 これは、某有名作家が大新聞に書いた文章の一部。もちろん石原慎太郎さんではありません。

 この作家、落語家としての高座名は「立川天皇」。ふざけてます。漫才師としての野末陳平とのコンビ名は「ワセダ 中退・落第」。いつごろの話だって?まあ、昔の話ですがね。陳平さんは、落第でした。中退さんは現在、脳梗塞のリハビリを続けながら執筆活動を行なっている。

 で、この新聞に書いた文章の大きな難点は、「国防をどうすればいいか」が、何も書かれていない点。批判するなら、「こうやって日本を守ろう!」という主張がなければなりません。これが、市井の一ブロガーが無責任に書いた文章なら、「ああ、そうかい!そりゃ良かったね」で済むが、有名作家の文章ですからねぇ。

 某ノーベル賞作家さんは、改憲論議が起きるたびに、「憲法9条こそ平和の礎」と訴えておられる。川端康成さんがそんなこと言ってたかって?川端さんではなく、もう一人の方。

 「国を守る」…政治にクビをツッコム作家であればなおさら真剣に、この言葉を考えていただきたいなあと思います。国民に対する影響力が大きいのですから。「日本の何を守ろうとしているのか?」そんなことも分からなくてどーすんの!
 私は作家ではないが、作家を批判したからには、自分の意見も書かなければ…

 国を守るということは、敵が攻撃してきたときに国を守るということです。
 えっ?どこの国も攻撃してこないって?そうゆうボケたことを言ってはいけません。北のミサイルはどうですか?すでに一度三陸沖に落ちたんですよ!
 一般国民には攻撃しないだろうって?爆撃するのに、「あ、この人は一般。この人は一般じゃない」と、区別しますか?赤ちゃんからお年寄りまで、誰でもが殺されるのが戦争なのです。(だから、私は戦争反対)
 「オラオラ!憲法9条があるから攻撃するな!」
 こんなの、なーんも通用しない。憲法9条を楯にしても、パチンコ玉に破られてしまいますよ。屁のつっかえ(支え)にもならないということ。
 国を守るということは、国民の命を守るということ。9条を守れば、国民の命が守られますか?
 9条擁護論のみなさんは、こぞって、「9条こそが平和を実現する道」とおっしゃいます。はいはい、「神州不滅」ですからね。それなのに、9条2項(陸海空の戦力は保持しない)については…不問?「自衛隊≠軍隊」などと今さら言うつもりはありません。国際社会では、「立派な軍隊」。

 「何十万何百万の国民が犠牲になっても、9条だけは守るぅーっ!」ってことかいな。国民の命を守るためにどうしたらいいか?政治家や作家は、真剣に考えなければ。「神州不滅」は全く通用しませんから!

「介護疲れで殺人」…を、減らすために

2013年07月10日 | Weblog
 介護疲れで75歳の妻を殺害した79歳夫が隅田川で自殺未遂…(7月9日午前7時40分ごろ)
 実は、その時刻頃、わが家で次のような会話をしていました。わが家では、もうじき89歳になる「要介護4」の女性を介護しているのですがね…

 「老老介護で、(被介護者を)殺して(介護者が)自殺というケース多いよねえ」
 「わが家なんかまだいい方かも知れないよ。罵倒され、暴力をふるわれそうになっても、まだ介護している我々が鬱にはなっていないから(本当は、気づかないだけで鬱病になっているかも知れないんですけどね)」
 「とにかく、殺すのはやめようね」
 「そうだね。殺した瞬間自分たちも終わりということだからね。我慢しよう。殺されるまで耐えよう」
 「殺してしまったら、どうなるんでしょうねえ」
 「情状酌量…無理だろうなあ。介護する側が殺しを考えるまで追い詰められているなんて、理解してくれる人はいないだろうなあ」

 こういう会話…創作だと思う人が99%でしょう。悲しいかな、事実なのです。そして、夕刻、隅田川の事件を耳にして…暗澹たる思いになりました。とりあえず、自分たちがそちらの側にならなくて良かったです。

 私は、79歳の夫を支持します。殺人は良くないかもしれませんが、鬱病の75歳の妻を1人で介護してきた。讃えられこそすれ、殺人犯にされ、獄中で死んでゆく。これはおかしいです。
 無罪放免すれば、今後、「被介護者殺し」が爆発的に増えるだろうって?爆発的かどうかは分かりませんが、増えることは間違いない。それほど、介護で「殺すか殺されるか」という人が多い(と、思われる)のです。自分が誰なのかも分からなくなってしまった人を手にかける…無罪でなくても、情状を酌量すべき…。

 つい先日、家人の出身校(医療関係)の閉校に伴う同窓会の解散式及び記念パーティーがありました。大学病院の看護師長がずらりと顔を並べました。そして、テーブルでの話題は、終始「介護問題」だった。

 同じテーブルの9人全員の意見が一致したという。
 「(自分自身が)認知症になったら、家庭での介護はしてはいけない。即座に特老ホームへ入れるように、今から親族に徹底させておく」

 素晴らしい結論。さすが、何千もの症例を見てきた師長、総師長達。このようにすれば、不幸な殺人事件の数は減ります。これ、法律にしてしまったらいいと思います。