おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

昔を思い出す

2020-08-27 20:27:00 | おやつ堂 のあ
来月取材があって
その打ち合わせをしました。

有難いことに
たまーにそんなことがあり
その度に始まりの時のことを
思い出す羽目になります(笑)

けど残念なことに
キラキラした夢や希望を掲げて
おやつ堂 のあを始めたわけではないので
ネタにかけると言うか
引き込む魅力がなくてごめんなさいなのです😅

私が材料にこだわるきっかけになった本があります。
本屋さんで面白そうと手にした本。

ぼろぼろ😅

天然酵母パンの本です。
天然酵母ってなに?
そんな興味から購入しました。
25年くらい前?でしょうか。

当時
天然酵母という聞き慣れない言葉
それでパンが焼けるの?
製菓学校ではパンの授業も少しありましたが
もちろんイーストです。

この本には全国の
天然酵母パンを焼いている一般の方の紹介や
天然酵母パン屋さんの紹介などがあり
材料についても言及していました。
そこでホストハーベストを知ったのです。
収穫後の防虫防腐剤の添加です。
そして国産小麦を推奨していました。

ここから私の粉探しが始まりました。
なぜなら
ホストハーベストの映像が脳裏に映った時
怖いなぁと思ったからです。
もちろんおやつ堂 のあは
まだまだ生まれていません。

そして粉探しからその他の材料にも波紋し
食だけでなく
環境汚染や医療問題
あんまり追求してないけど経済問題
そして陰謀論系など
結局この今の世界の構図に
なんとなーくたどり着くのです。
それでも難しいことは苦手なので
情弱の範囲から出てませんが。

たった一冊の本のせいで。。。(笑)

余談ですが
だからいまのコロナ騒動も
ああ、またなんか始めたのね
という思いがあって
そのうちに終わるだろうと軽くみてました。
けど最終目的があるみたいで
なんとか長引かせていますね。

久しぶりにこの本を開いてみました。
紹介されている方たちの暮らしが
自然の中で営まれ
こんな暮らしへの憧れもありました。
また、当時
天然酵母パンを作ってもカチカチで(笑)
なかなか上手くいかなかったことも
思い出します。
パンの苦手意識はこの時に形成されたのかもしれません😁

一昔前は
天然酵母パンは酸っぱくて硬いイメージでした。
富山にあったパン屋さんもそうでした。
今は美味しいパンも多くなりましたね。

ちなみに
大手企業の白くてふわふわ柔らかいパン。
ふわふわ感を出すために
パーマ液が入っているそうです。
外麦はホストハーベストも問題ですが
今ではF1種だったり遺伝子組み換えだったり
どんどん身体にとって異物になっています。
もちろん外麦だけの話ではありません。

でも
それに慣れてしまった舌は
なかなか元には戻らないのです。