甲府から帰ってまいりました。
それにしても、甲府の暑さは尋常ではありませんでした。「ここはアラブ首長国連邦か?」って思うほどの暑さ。もちろんボクは中東に行ったことはないんですけどね。あくまで想像の世界であります。大気の気温が40℃を超えるなんて、55年間の人生の中で初体験です。町を歩いていると、唇がかさかさになってくるのがわかります。サウナに入っている時の感じでした。
それでもボクらがスタジアムに到着した頃には気温は30℃台になったようですが、今度はコンクリートの照り返しがこれまた熱い!選手の皆さんにとっても、本当に厳しいコンディションの中でのゲームだったと思います。
結果は皆さんもよくご存知の通り、1-1のドローでありました。終始押し気味にゲームを進めていたアルビが堅碁のヘッドで先制するも、その3分後に甲府のロングスローからのプレーで同点に追いつかれました。失点シーンだけ見れば「あぁ村上がボールウォッチャーになってる!」ってことなんだけど、村上が終始本当によく頑張っていたのはゲームを見ていてよくわかりましたので、彼を責めるわけにはいきません。
金根煥の負傷で急遽センターバックに入った村上だけでなく、金珍洙とレオシルバの穴を埋めた征也と勲、そして移籍後間もない状況下で入されたジェームズ、みんな本当によく頑張ったと思います。
サポーターも大勢甲府に駆けつけました。ゴール裏だけ見ていれば、「どっちがホーム?」って思うようなアルビサポーターの数です。最後まで勝利を信じて、声援を送り続けました。
ゲーム後のミカと勲です。キャプテンマークを巻いたのは、ボクの予想に反しミカでありましたが、勲が90分間ピッチに立った嬉しさ、落ち着いた勲のボールさばきをまた見ることができた喜びは、何にも勝るモノでありました。
積み上げた勝ち点は「3」ではなく「1」でありましたが、アウェイゲームで確実に勝ち点を積み上げました。しかも、今シーズンの不動の先発レギュラー2名を欠いての勝ち点ゲット。ボクは上出来だと評価しております。しかもエース堅碁の得点も上積みされました。これでチームは4試合負けなしですよ。OK!OK!であります。
もちろん、スタジアムでは冷たい生ビールをいただきました。美味かった!これもアウェイの醍醐味!さらに、甲府といえばやっぱりこれもであります。
冷たいワイン!これがまた美味い!氷が嬉しいね。熱中症にならないように、ドライフルーツで塩分と糖分を補給しながら、アルコールも美味しくいただきました。たまらんね。
これは、翌日にホテルのロビーで見た「山梨日日新聞」のスポーツ欄であります。亜土夢の写真がでっかく掲載されておりました。山梨県民は、ボクらが新潟日報でアルビのゲーム結果を見るのを楽しみにしているように、山梨日日新聞でヴァンフォーレの記事を心待ちにしているのでしょうね。なんか、この新聞記事からも甲府というチームに親近感を抱きました。
わがアルビレックスは勝ち点が27で順位は12位となりました。順位は変わりませんでしたが、勝ち点33にセレッソ(5位)、勝ち点32に鹿島(6位)、勝ち点31にFC東京(7位)と仙台(8位)、勝ち点30に名古屋(9位)、勝ち点29に川崎(10位)と柏(11位)といった具合に、中位チームが団子状態になり、上を狙えるところにきています。さぁ!次の鹿島戦はアウェイで勝つ!