今回のアウェイ甲府戦の遠征は、とても暑かったのは事実なのですが、甲府の町では「温かさ」を感じる場面がたくさんありました。なんか、数年前に山形を訪れた時に感じた「地方チームの温かさ」と共通な空気を、甲府の地でも感じることができたのです。暑かったのは暑かったのですが(なんたって40℃以上ですから)、心地よさを感じました。
まずは冒頭の画像(「ほうとう」じゃないよ)です。甲府駅前の山交百貨店(山梨交通か?)の正面玄関に掲げられていた、アルビレックスとヴァンフォーレのフラッグです。相手チームのフラッグを掲げて歓迎してくれるなんて、嬉しいじゃありませんか。「おぉいいねぇ!フェアプレーで行きましょう!」って感じで気分が盛り上がります。
駅前から小瀬にある中銀スタジアムにはシャトルバスに乗って移動するのですが、ここでまた嬉しいサプライズがありました。
シャトルバス乗り場でヴァンフォーレサポに手渡されたのが、上の画像にある「バス小瀬新聞」です。A3サイズにびっしりと印刷された、ボリュームのある手作り新聞です。すばらしい!
しかも、内容を見ると、「アルビレックス新潟サポーターの皆さま 甲斐の国山梨へようこそ」とか、「進化するミスターポストマン」なんていう見出しで堅碁の記事があるかと思えば、4コマ漫画にも堅碁が登場(達也と亜土夢もわずかに登場)するなど、ボクらアルビサポにも楽しめる内容がいっぱい。新潟暮らし経験のある甲府サポが書いた「新潟の生活で得たこと」なんていう嬉しいコラムまであるのですよ。
もちろん、アルビも負けてはいません。中銀スタジアムではしっかり「アルビウェイ」をいただいて熟読。こちらも内容が濃いです。カラー印刷だし。
ヴァンフォーレもアルビレックスも、サポーター有志の皆さんの活動ぶりはすばらしいですね。頭が下がります。ありがとうございます。
ちなみに、シャトルバスの乗車券もヴァンフォーレ仕様だし、こんなバスも町を走っていましたよ。
いいですねぇ。新潟交通や越後交通も、オレンジ色の「アルビ仕様バス」を走らせてくれませんかね?
スタジアムに到着しても、ヴァンフォーレの「おもてなしの心」は続きます。ハーフタイムには花火が上がるし(これは「アルビ歓迎」ってことではないでしょうけどね)、
ヴァン君とアルビ君が一緒に場内を回ったり、
なんか、いい感じの中銀スタジアムの雰囲気でありました。そうそう、地元出身のマキタスポーツ(R1グランプリで活躍のピン芸人)のショータイムがあったり、小さい子どもがマイクを持って「フェアプレーで行きましょう」みたいなコメントを述べたりという演出もありました。これまたヨカッタねぇ…。
でも、「オヤジだねぇ!」って言われるかもしれないけれど、一番の「おもてなし」はこれ。
浴衣美女の場内一周。スタジアムのエコ運動を啓発しておりました。いやぁ~レベルも高い!すばらしい笑顔ですね。ボクの鼻の下も5cm伸びました。甲府っていいところですねぇ…。
心なしか、信玄公も優しく見えたのでありました。