昨日の記事にコメントをいただいた"おやかた"さんの、「(残りのリーグ戦は)下位同士の試合が微妙に多く感じます」という言葉が気になり、ボク自身も残り6試合(松本と山形は7試合)の対戦カードを調べてみました。一応、対象は現在の勝ち点32以下、11位の神戸以下のチームとしました。
○11位:32【神戸】:A名古屋、H鹿島、A横浜、H山形、H松本、A浦和
○12位:31【仙台】:A山形、H横浜、A清水、H大阪、A鳥栖、A川崎
○13位:31【鳥栖】:H甲府、A浦和、H名古屋、A松本、H仙台、A東京
○14位:29【新潟】:H川崎、A甲府、H松本、A名古屋、H湘南、A柏
○15位:29【甲府】:A鳥栖、H新潟、A山形、H広島、A名古屋、H清水
○16位:23【松本】:(H山形)、A東京、H清水、A新潟、H鳥栖、A神戸、A横浜
○17位:21【清水】:H広島、A松本、H仙台、H柏、A山形、A甲府
○18位:18【山形】:(A松本)、H仙台、A湘南、H甲府、A神戸、H清水、A大阪
この8チーム内での直接対決にオレンジ色のマーカーをつけてみたんですが、松本と山形は7割のゲーム(7分の5)にマークがつきました。新潟は甲府と松本の2試合だけです(3分の1)。まぁ、新潟の芸風としては「強いチームに強く、弱いチームに弱い」っていうのがありますから、そんなに気にはならないんですけどね。でも確かに、松本あたりがこのマーカーのついているゲームにことごとく勝ち点3をとったりしたら、間違いなく新潟にとっては脅威になります。
その意味でも、10月3日のアウェイ甲府戦と、10月17日のホーム松本戦の直接対決は、わがアルビレックスにとってはとてつもなく重要なゲームになりそうです。単なる勝ち点3ではなく、差し引きで勝ち点差6に匹敵する勝負になります。甲府にはホーム戦で負けていますからね。アウェイでは絶対にこのライバルチームを倒さねばなりません。そして、知将・反町氏率いる松本山雅にも、J1の先輩として絶対に負けるわけにはいきません。
アルビレックスとしては、川崎、甲府、松本の3連戦を最低2勝1分で乗り切りたい(本当は3連勝したいけど)ですね。これでほぼ残留が決まります。もちろんチームの戦術が上手く機能して、残り試合で6連勝!なんてことになったら、最高に幸せな日々を過ごすことができるのですが…。まぁ現実的な数字としては、3勝1敗2分で勝ち点11を積み上げて、総勝ち点40ってところでいかが?
ボクは、意外に現在11~13位の神戸、仙台、鳥栖の中のどこかが、残留争いに絡んでくる可能性があると思いますよ。上位陣との戦いが残っている上に、残留争い真っ只中で必死に挑んでくるチームに星を落としたりしたら、勝ち点を積み上げることが難しくなります。もちろんそのためには、松本あたりが驚異的な粘りで勝ち点を積み上げることが前提になりますが。
その意味でも、次節の仙台・山形戦と鳥栖・甲府戦は、仙台と鳥栖にとって「突き放すか残留争いに巻き込まれるか」の重要なポイントになります。もちろんその隙に、アルビは川崎を相手にしっかり勝ち点3を積み上げたいですね。そして、もし神戸が名古屋・鹿島・横浜に3連敗(または2敗1分とか)などしたら、これまたわからなくなってきます。
あぁ!Jリーグから目が離せない!あれ?セカンドステージは?そんなのもうどうでもいいかな?