今シーズンは「日本人選手中心」ということで、チームの伝統芸である「ブラジル人ストライカー」を獲得しなかったわがアルビレックス。ボクらサポーターとしては、「大丈夫なの?」「得点とれるの?」っていうのが一番心配なところです。
だって、去年9得点をあげたチーム得点王の鄭大世、それに続く7得点の新太とファビオもチームを去り、さらに7得点の至恩も移籍が濃厚。5得点の中島もセレッソに戻っちゃいました。「いったい誰が点をとるんじゃ?」ってのが、ボクらの最大の関心事なわけですよ。
で、期待をするのが新加入の3人のFW登録の選手です。ロアッソ熊本から来たJ3得点王(18得点)の谷口海斗選手(25歳)、セレッソ大阪から来た鈴木孝司選手(31歳:2020シーズン得点0)、そして高卒ルーキーの小見洋太選手(18歳)。ベテランの鈴木選手、未知数の小見選手にももちろん期待はしていますが、やはり一番期待が大きいのは、谷口選手ですよね。脂ののりきった25歳という年齢、そしてJ3得点王という実績もレオナルドの例を挙げるまでもなく大きな魅力です。J3リーグ通算では89試合出場42得点ですよ。
この選手ですよ。皆さんもう覚えました?原田泰造にちょっと似た谷口選手です。
ところが、この谷口選手。先日の記者会見で「目標の得点数は?」と聞かれ、「背番号7の7得点」と答えていました(「2桁をめざして」とは付け加えていましたけどね)。いやダメだよ、谷口選手。あなたが7得点しかとれないようでは、アルビレックスは今シーズンも低迷してしまいます。「20得点をあげてJ2得点王になります」くらいの勢いで頑張ってもらわなくちゃね。
もちろん、ベテランの達也さん、勝負の年を迎える2年目のヤムケン、2019シーズンJ2琉球時代の15得点を超えてほしい鈴木選手、未知の可能性を爆発させてほしい高卒ルーキーの小見選手らのFW陣。さらに、ロメロや善朗や大本、新加入の星選手などの攻撃型MF陣も含め、「常に得点の匂いのするサッカー」を実現させてほしいと思います。
とにかくみんな、頑張ってくれーっ!