おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

Brahms Concerto n. 2 in B flat major op. 83 | Tomoki Sakata - Queen Elisabeth Competition 2021

2021年06月11日 | コンサート情報
エリザベートのコンテスタントのファイナルの演奏が、1曲ずつ見られるようになりました。

何度聴いたかわからない阪田さんのブラームスもアップされています。

自分でもあちこち探してしまうので、こちらに貼り付けさせていただきます。

Brahms Concerto n. 2 in B flat major op. 83 | Tomoki Sakata - Queen Elisabeth Competition 2021

阪田さんの虚飾のない演奏が胸を打ちます。本当にこの演奏、好きです。オーケストラも素晴らしい。

ついでに、Mantovaniの D'un jardin féérique も。

Bruno Mantovani D'un jardin féérique | Tomoki Sakata - Queen Elisabeth Competition 2021


阪田さんの音がどうやら私にはとても好みのようで、どうして今までほぼ聴いてこなかったのかと思います。

アーンの歌曲をアレンジしたものは昨年youtubeで聴いていて、とても美しい曲だと思い、阪田さんの演奏も素敵だと思ったのにそれっきりでした。

ずっと忘れていましたが、学生の頃にスコダの公開レッスンを聴講したことがありました。

とてもピアノが上手い先輩が受講されて、ブラームスのp117を全曲弾きました。スコダは開口一番、「あなたは成熟したピアニストだ」と。学生にピアニストと仰ったことに驚きましたが、そう認められたその先輩も素晴らしい。レッスンが終わるとスコダから握手されていました。

次の方も上手な方でしたが、深みが足りなかったのか、スコダはあまり良い顔をされていませんでした。受講生から最後に握手を求め、なにかそれも印象が悪かった感じでした。

阪田さんの演奏を聴いて、スコダが大切にされていたことがどのようなことであったか、想像がつきます。

コメント
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