おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

阪田さんのyoutube Live

2021年06月27日 | コンサート情報
昨日、「明日、youtube Liveやろうかな」という阪田さんの投稿を拝見したので、開始時間にしっかり見ました。

今の時代はいいですね。
演奏家が好きなタイミングで直接お話を配信出来たり、演奏を投稿出来たり。

さて、セミ・ファイナルは2つのプログラムを用意して前日に指定されるわけですが、リストのソナタを聴いていて、もしかしてもうひとつのプログラムが当たると予想していたのでは?とちょっと思っておりました。

阪田さんのお話ではご自身もそう思っていたそうです。
ファースト・ラウンドでリストを2曲弾いているので、セミはリストにはならないだろうと。

もうひとつのプログラムはシューマンの交響的練習曲とラヴェルのオンディーヌだったそうです。
シューマンばかり練習していたと。シューマンを弾くイメージで練習していたので、ちょっと大変だったそうです。でも、どちらも好きな曲なので良かったんですけど、と仰っています。

ホスト・ファミリーの方がシューマンの演奏を気に入っていたらしく、きっとセミで聴けるよなんて話していたら、リストだったという・・

帰国前に、もしよかったらと、ホスト・ファミリーの方にシューマンを聴いていただいたそうです。

入賞者ガラコンサートは、3人で90分を越えないように言われたらしく、本当はラフマニノフ3番を弾きたかったそうですが、長いので別のものを考え、4月にN響と演奏したショスタコーヴィッチNo.1でもいいかと思ったものの、オケが慣れている曲の方が良いなと思い、リストにされたそうです。

帰国後に皇帝を弾くコンサートがあるので、それでもいいかと思ったけれど長いからやめておこうとやめたそうで、そうしたらロシア人の彼が演奏したと。

このような経緯で演奏されたリストのコンチェルトNo.1。
輝かしくて見事でした。オーケストラの音が盛り上がっても、全く負けない輝きと威厳のある音。魅力的な演奏でした。オケが残念でしたが・・

7月のリサイタルのチケットを入手したので、阪田さんの生音を初めて聴きます。楽しみ!

演奏家はコンサートで演奏するのが待ちきれない!
聴衆はコンサートに行くのが待ちきれない!

私は完璧な聴衆体質です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする