おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

Saint-Saëns Concerto n. 5 in F major op. 103 | Keigo Mukawa - Queen Elisabeth Competition 2021

2021年06月19日 | コンサート情報
やっと、エリザベートコンクール1~3位のクロージング・コンサートがyoutubeで見られます。

務川さんの演奏はリアルタイムで見たきりなので、また聴きたいと思っておりました。

この日は少人数の観客も入りました。
やはり演奏後にお客様からの拍手があるのは良いものです。演奏を喜んでくれたか分かるので。

4~6位の時は無観客だったので寂しかったです。
音楽をその場で共有できる喜びをこれまで考えたことはなかったのですが、やはりこのような空間は人間には必要だと感じます。

4~6位の方たち、観客がいなくとも見事な演奏をされていました。

エリザベートコンクールの演奏がyoutubeで聴けるので、毎日のように聴いています。何回聴いても素晴らしい!

阪田さんのブラームスコンチェルトには胸を打たれ、頭の中で音楽が鳴っているな、と思うと彼の演奏という日々を送っています。

務川さんは人気があるようで、どの曲も外れがないです。
彼がその曲に魅了されているのが伝わり、冷静だけれど繊細で熱いものを持っている。人を惹きつける力が強い。

ピアニストは横顔しか見えないうえに、下を見て演奏するので、独特のエネルギーがあった方が良いなと、今回のコンクールを見ていて思いました。

前回のチャイコフスキーコンクールも、カントロフ、藤田さん、やはり独特のエネルギーがあったと思います。
個性がないとか言われている日本人も、良い意味の独特さ加減を持った人たちが現れているのは面白いことです。

次はショパンコンクール。
どんな独特な人が出現するか楽しみにしたいと思います。

Saint-Saëns Concerto n. 5 in F major op. 103 | Keigo Mukawa - Queen Elisabeth Competition 2021
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