おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

やっと試せました

2019年06月05日 | グネーシンソルフェージュ
音程の特性を選曲に迷っていてなかなか始められずにおりました。

はじめの一歩から選んだり不思議にしたり準備はしていたのですが、何か使いにくさを感じ始められませんでした。

結局、グネーシンのまま始めてみましたらやりやすかったです。
初めは短2度、長2度、短調、長調をセットでやる必要があります。

「不思議」下巻を使っていらっしゃる先生はご存知ですが、「ファ」から始まる”あかいゼリー、あおいゼリー”を「ソ」から書きましょう、というページがあります。

「FFE,DDC」を「GGFis,EED」にしなければいけないのですが「GGF,EED」と書く生徒さんがいると思います。

FEの短2度の暗さや、GFの長2度の明るさに気付かないと「ソ」からただ始めてしまい同じ曲にならないのです。

隣同士の2つの音でも暗い、明るいがあることを知ってもらうチャンスです。

あれこれ説明しても子供はわかりません。しかし感覚的に捉える能力は小さい子供にはあります。

ここで説明もなしにこの歌を歌います。

「まるはなばちがとんでいる♪」
そして歌いながら色々な音で弾くのを聴いてもらいます。
次に生徒に弾いてもらいます。

初めは暗い音になりません。
そこで次の曲「ちょうちょう、あそびましょう♪」を歌います。
隣同士が明るいことがわかります。

これで5分位です。

はじめの一歩1の重音のページに「ネコはごろごろ」という曲があります。
これは「不思議」では「バンブルビー」です。

既にバンブルビーで長調、短調でハンドサインを付けて歌っていた生徒が今日この「ネコは~」をやりました。
この曲知ってる!と言うので「ネコ」を短調でも弾きました。

「まるはなばちがとんでいる」もあちこちで弾きました。

音楽には表と裏がある。明るい-暗い、嬉しい-悲しい、楽しい-寂しいなどど話しておりましたら、「学校の音楽室にそういうの貼ってある」と。

へ?学校でそんな事書いてくれてるの?

うん、色に分けて絵も描いてそういう言葉書いてある

おー!そんな音楽の先生が小学校にいらっしゃるとは。
本物の音楽の先生です。

ピアノの先生、負けてられません!
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